×

明徳義塾 後半39分から3発!高知県勢29年ぶり8強

[ 2016年1月4日 05:30 ]

<明徳義塾・各務原>高知県勢29年ぶりの8強入りを決め、勝利のダンスで喜びを表す明徳義塾イレブン

第94回全国高校サッカー第4日 明徳義塾3―0各務原

(1月3日 駒場)
 後半39分、誰もがPK戦を覚悟した時だった。右サイドをドリブル突破した佐々木の低いクロスをニアで三田村が頭で合わせてゴール左へ。この試合12本目のシュートでようやく各務原ゴールをこじ開けると、3分間のロスタイムにも土家、大田が決めて2点を追加。終わってみれば3―0の快勝で、高知県勢29年ぶりの8強を決めた。

 「自分が決めればチームに勢いが付くので、決めたいと思っていました。県予選でもPK戦があったので、きょうもそうか…と思ったところだった」と、三田村は振り返った。

 80年度の全国高校選手権で、西目農の選手として約50メートルのシュートを決めたことで知られる小松監督も「球際を厳しくいけたし、最後まで走りきることができた」と胸をなで下ろした。次は前回優勝の星稜戦で、高校野球では因縁のカード。強豪を倒して歴史をつくる。

続きを表示

2016年1月4日のニュース