Ｕ２３日本代表　リオ切符獲得へ浅野スーパーサブ案浮上

ドーハ入りし、初練習をする岩波（左）と室屋

１２日開幕Ｕ―２３アジア選手権

　リオ五輪最終予選を兼ねたＵ―２３アジア選手権（１２日開幕、カタール）に臨むＵ―２３日本代表が３日、現地入りしドーハ市内で初練習を行った。昨季、広島のＪリーグ制覇に貢献したＦＷ浅野をスーパーサブとして起用する構想が浮上した。

　この日の練習では終始明るい表情で調整した浅野だが、昨季リーグ戦はもちろん、ナビスコ杯、天皇杯、クラブＷ杯にも出場。Ｕ―２２日本代表の活動とともに、Ａ代表でも東アジア杯に出場するなど休みなく働いてきた。日本協会関係者は「１年間やってきた疲労を考慮しなければいけない。途中出場でも結果を残している」と話す。疲労の蓄積具合にもよるが、浅野は今季のリーグ戦８ゴール全てが途中出場からとスーパーサブとしての適性は十分。５０メートル５秒９の快足ＦＷを終盤に投入し、相手守備網を切り裂きにかかる。