本田の評価一変!2戦連続アシストで指揮官“手のひら返し”高評価

[ 2015年12月22日 05:30 ]

<フロジノーネ・ACミラン>ヘディングで競り合う本田

セリエA第17節 ACミラン4―2フロジノーネ

(12月20日)
 ACミランのFW本田圭佑(29)は20日、年内最終戦のアウェー・フロジノーネ戦でリーグ戦では12試合ぶりに先発し、今季初のフル出場を果たした。4―4―2の右MFで先発し、0―1の後半5分に正確なスルーパスで同点弾をアシスト。同ロスタイムには4点目の起点となるなど存在感を発揮した。フロント批判などの“爆弾発言”を行った10月4日のナポリ戦以降、出番が減り厳しい立場に置かれていたが、ミハイロビッチ監督や現地メディアは一転、高評価を与えた。

 モヤモヤを振り払うように、本田が年内最終戦で躍動した。惜しい右足シュートを放った直後の後半5分、中央に絞ってボールを受けると、逆サイドで裏に走り込んでいたアバーテを確認してダイレクトパス。アバーテが冷静に同点弾を流し込み、本田に今季リーグ初アシストが記録された。

 これだけでは終わらない。3―2の後半ロスタイムには相手DFのクリアボールを拾い、前方のベルトラッチへ右足で正確なパスを供給。ボナベントゥーラのダメ押し点の起点となった。試合後、本田はすぐにバスに乗り込みコメントはしなかったが、ミハイロビッチ監督は会見で「きょうのようにプレーできれば、いつでもプレーさせる」と発言。これまで、地元メディアではプレミアリーグのウェストハムなどが今冬の本田獲得に動いていると報じられてきたが、指揮官は地元テレビ局メディアセットに対しても「移籍市場には出ていないし、本田は重要な選手だ」と移籍報道を否定した。

 17日のイタリア杯5回戦・サンプドリア戦に続く公式戦2戦連続アシスト。本田を批判し続けてきた地元各紙も、手のひら返しで称えた。21日付のガゼッタ・デロ・スポルト紙は、本田にボナベントゥーラと並び最高点タイの「7」をつけ「日本のディーゼル車だ」と、始動に時間がかかるが一度回れば力強く走るディーゼルエンジンを引き合いに出して称賛。ナポリ戦での爆弾発言以降、不遇が続いていた背番号10だが、年内最後に巻き返しの一歩をしるした。

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