欧州監督大移動!グアルディオラ&モウリーニョ“フリー”で活発に

[ 2015年12月22日 13:11 ]

今季限りでの退任が発表されたバイエルンのグアルディオラ監督(左)

 欧州で“大物指揮官シャッフル”の幕が開ける。バイエルンMは20日にジョゼップ・グアルディオラ監督(44)の今季限りでの退任を発表した。17日にはチェルシーがジョゼ・モウリーニョ監督(52)を解任しており、それぞれ欧州CLを2度制した名将2人が“フリー”となったことで、来季に向けた監督人事が一気に活性化しそうだ。なお、蹴球大陸は今回が年内最後になります。

 若き名将の決断が、欧州のビッグクラブにおける監督大移動の引き金となりそうだ。バイエルンMのグアルディオラ監督が3年契約が満了する今夏に退任することが決定。後任には前Rマドリード監督のアンチェロッティ氏の就任が発表された。グアルディオラ監督の去就に一斉に反応したのは英メディア。インディペンデント紙は「マンチェスターC、チェルシー、マンチェスターU、アーセナル」と4クラブを候補に挙げた上で、マンCが本命と伝えた。

 契約延長オファーを拒否される形となったバイエルンMのルンメニゲCEOはドイツ紙ビルトに「交渉に金銭の話は出なかったが、我々より金を払うクラブは出てくるだろう。それはイングランドのクラブだな」と英国行きを示唆した。グアルディオラ監督の年俸は1700万ユーロ(約22億4400万円)で世界最高とも伝えられており、支払えるのはドイツ以上の資金力を誇るプレミアリーグの中でもビッグクラブに限られる。本人が13年に「いつかプレミアで監督をやりたい」と最高峰リーグで指揮を希望していたことも背景にある。

 スペイン人指揮官の去就には、チェルシーをクビになったばかりのモウリーニョ氏の動きも絡んでくる。ローマからのオファーを拒否したと報じられているが、代理人のメンデス氏は「休暇を取るつもりはない」と現場復帰への意欲を代弁した。デーリー・テレグラフ紙は解任説が浮上しているマンUのファンハール監督の後釜候補に両者が挙がっていると報道。スペイン時代にライバルだった2人が名門監督の座を争うかもしれない。デーリー・エクスプレス紙はチェルシーのアブラモビッチオーナーが来季からグアルディオラ監督を望んでいると伝えた。

 2人の大物が動けば、押し出される監督も出てくる。マンCのペジェグリーニ監督がその筆頭候補。20日の会見でグアルディオラ氏について聞かれて「将来、私の愛するクラブのために働いてほしい」と冷静に回答したが、内心は穏やかではないかもしれない。そのペジェグリーニ監督にはチェルシー行きが浮上しており、ドミノ倒しのような監督の移動が始まりそうだ。

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