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スアレス史上初ハット!メッシ&ネイマール欠場もバルサ順当決勝進出

[ 2015年12月17日 21:21 ]

<バルセロナ・広州恒大>後半、ハットトリックを達成して喜ぶバルセロナ・スアレス

クラブW杯準決勝 バルセロナ3―0広州恒大

(12月17日 横浜)
 3年ぶりに日本で開催されているサッカーのクラブワールドカップ(W杯)は17日、横浜で準決勝1試合が行われ、欧州王者のバルセロナ(スペイン)とアジア王者の広州恒大(中国)が対戦。バルセロナはFWメッシ、FWネイマールが欠場したものの、FWスアレスが大会史上初のハットトリックを達成し快勝。4年ぶり3度目の優勝を懸け、20日に行われる決勝で南米王者のリバープレート(アルゼンチン)と対戦する。

 強力3トップ「MSN」の「MN」を欠いても、「S」が最前線で大暴れした。終始押し気味で展開した前半、39分にMFラキティッチがミドルシュート。GKが弾いたが、一気に詰めたスアレスがこぼれ球を押し込み先制した。

 後半5分には、イニエスタの縦パスを、DFラインの裏に抜け出したスアレスが半身の体勢の胸トラップから右足ボレーでゴール右隅へ。技ありゴールで2点目を挙げた。22分にはFWムニルが倒されPKを獲得すると、スアレスがゴール左に叩き込み、クラブW杯の歴史に名を刻んだ。

 16日の公式練習では軽快な動きを披露し、先発起用が予想されていたメッシは内臓疾患のため欠場。ネイマールも左内転筋負傷で出場を回避した。

 決勝と同日に行われる3位決定戦は広島と広州恒大が対戦する。

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