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澤が引退会見 今後は「澤穂希にしかできない仕事をしたい」

[ 2015年12月17日 17:45 ]

引退会見中に笑顔を見せる澤

 日本女子サッカーを最前線で引っ張り、なでしこジャパンの“象徴”として活躍してきたINAC神戸のMF澤穂希(37)が17日、都内で会見を行い、自らの口で今季限りでの現役引退を発表した。

 会見では今後について「いまは皇后杯が終わったらちょっとだけ体と心を休ませてから日本のスポーツ界、世界でも活躍できるような澤穂希にしかできない仕事をやっていけたらなと思います。子供が大好きなので、日本女子サッカーの底辺を広げるためにも普及活動など、こどもたちに夢を与えられるような仕事をしたい」と語った。

 指導者については「現役中は指導者はないなと思ってましたが、引退したら指導者になりたいという気持ちになるかもしれません」とコメントした。

 澤にとって現役で残る試合はトーナメントの皇后杯。最大3試合で19日の準々決勝・AS埼玉戦(味の素フィールド西が丘)がラストマッチになる可能性もあるが「絶対に皇后杯だけは獲りたい」と意欲を燃やしており、決勝戦は12月27日。優勝カップをその頭上に高々と掲げ、現役生活に別れを告げたい考えだ。

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