層の厚さ見せた！広島　先発総入れ替えでも天皇杯８強進出

＜徳島―広島＞後半、先制ゴールを決めた広島・皆川（上）

天皇杯４回戦 広島２―１徳島

（11月11日 鳴門大塚）
　広島が厚い選手層を披露した。

　７日のＪ１・Ｇ大阪戦から先発全員を変更。ＦＷ佐藤をベンチからも外すなど平均年齢２４・６歳の先発メンバーで挑んだ。後半２５分にＦＷ皆川が今大会３戦連発となる先制弾。終了間際に辺峻範（ビョンジュンボン）が決勝点を奪い、劇的に２年ぶりの８強を決めた。「選手たちが“勝って自分の存在価値をアピールするんだ”とプレーしてくれた」と森保監督。日頃から徹底されてきたチーム全体の底上げが実った。