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ハリルJ、シンガポールに3発で“雪辱” シリア抜きE組首位に

[ 2015年11月12日 22:06 ]

<シンガポール・日本>前半、チーム2点目のゴールを決めた本田

W杯アジア2次予選E組 日本3―0シンガポール

(11月12日 シンガポール・カラン)
 2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会に向けたアジア2次予選が12日行われ、日本代表(FIFAランク50位)は敵地でシンガポール代表(同152位)と対戦。FW金崎夢生(26)の代表初ゴールなどで3―0と勝利を収め、勝ち点13でシリア(勝ち点12)を抜き、E組首位に立った。

 バヒド・ハリルホジッチ監督(63)率いる日本代表は、6月16日に行われた埼玉スタジアムでのシンガポール戦で23本ものシュートを打ちながら0―0で引き分け。まさかの屈辱となった1戦から5カ月の時を経て“リベンジ”を果たした。

 前半20分、本田(ACミラン)の右クロスを武藤(マインツ)が頭で落とし、そこに走り込んだ金崎が胸トラップしてから左足で決めて先制。同26分には、清武の右クロスを中央で武藤が触り、本田が左足でゴールに突き刺して2点をリードした。約5年ぶりの代表復帰となった金崎はハリルジャパン初先発でいきなり結果を出し、国際Aマッチ6試合目にして待望の初ゴールとなった。

 その後も金崎や武藤が再三シュートを放ったが、相手GKの好セーブもあり、なかなか追加点が挙げられず。ハリルホジッチ監督は後半25分に宇佐美(G大阪)、同30分に香川(ドルトムント)、同38分に原口(ヘルタ)と次々にアタッカーを投入し、どん欲に3点目を狙いにいった。

 そして迎えた42分、宇佐美が右足で放ったミドルシュートがゴール前で吉田に当たって方向を変え、ようやく3点目。そのまま3―0で勝利を収め、2次予選全5試合無失点でE組首位に立った。

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