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ナイジェリア 16年ぶりの決勝T 黒星もイラン敗れた

[ 2014年6月27日 05:30 ]

<ナイジェリア・アルゼンチン>右腕を骨折したババトゥンデ(AP)

W杯ブラジル大会1次リーグF組 ナイジェリア2―3アルゼンチン

(6月25日 ポルトアレグレ)
 ナイジェリアは2度も追いつく粘りを見せたが、2試合連続無失点だった守備が3失点と乱れて敗戦。それでもイランが敗れ、98年大会以来16年ぶりの1次リーグ突破を果たした。

 本田のCSKAモスクワ時代の同僚で、2得点のFWムサは「これもサッカー。負けても突破できたのはよかった」と前を向いた。

 30日のフランス戦を前に不安要素を抱えることになった。後半、右腕に味方のシュートの直撃を受け骨折したババトゥンデが手術を受けることになり復帰は絶望的。それでもチームには負けられない理由がある。17日にナイジェリアのW杯パブリックビューイング会場で爆発事件が発生し、20人以上が亡くなった。アフリカ出身監督として初の16強入りを果たしたケシ監督は「サッカーは愛、幸福、そして団結をもたらすことができる」と追悼の勝利を約束した。

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2014年6月27日のニュース