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ドイツ、7大会連続予選トップ通過 敗れた米国も決勝Tへ

[ 2014年6月27日 03:02 ]

先制点となるミドルシュートを放つドイツ代表のミュラー(AP)

W杯1次リーグG組 ドイツ1―0米国

(6月26日 レシフェ)
 ワールドカップ(W杯)ブラジル大会第15日は26日(日本時間27日)、1次リーグG組で米国とドイツの対戦は勝ち点4同士の戦い。ドイツが後半10分にFWミュラー(バイエルンM)のゴールで挙げた1点を守りきり1―0で米国を撃破。2勝1分で勝ち点7とし、1位突破を果たした。ドイツは16大会連続決勝トーナメント進出。敗れた米国はポルトガルに勝ち点4で並ばれたものの、得失点差で上回り、同組2位で突破した。
【試合結果 G組順位表】

 最初に決定的チャンスを作ったのはドイツ。前半2分、ワンタッチでパスをつなぎ、最後はFWポドルスキ(アーセナル)がフリーでシュート。だが、シュートは大きく外れた。雨中とは思えないボール回しを見せるドイツは、ポゼッションサッカーで主導権を握るが、最後の仕上げシュートが決まらず、前半0―0。

 ドイツは後半10分に均衡を破る。右CKのショートコーナーからMFエジル(アーセナル)がクロス。長身DFメルテザッカー(アーセナル)が強烈なヘディングシュートを放つが、米国GKが一度は防いだ。そのこぼれ球をFWミュラーが狙いすましたように右足で一発をお見舞いした。

 その後もドイツは両サイドからボールを展開しチャンスを作ったが、追加点は米国に阻まれた。同40分を過ぎたころから、チャンスとあれば攻める姿勢を見せるが、ボールをキープしながら上手に時間を費やしていった。試合終了間際で米国にヒヤリとさせられる場面を作られたが、しのぎ切る。そして、試合終了のホイッスルが鳴る。

 7大会連続1位通過を果たしたドイツは30日(日本時間7月1日)に決勝トーナメント1回戦をH組2位と争う。

 ドイツに敗れて1勝1分1敗になった米国は、ポルトガルがガーナに2―1と勝利するも得失点差で上回ったため、勝ち点4の2位で10年南アフリカ大会に続き2大会連続の決勝トーナメント進出を決めたのだった。決勝トーナメント1回戦は7月1日(同2日)H組1位と対戦する。

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