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“スイスのメッシ”シャキリ 記念ハット W杯通算50度目

[ 2014年6月27日 05:30 ]

<スイス・ホンジュラス>前半31分、2点目のゴールを決めるスイス代表シャキリ(AP)

W杯ブラジル大会1次リーグE組 スイス3―0ホンジュラス

(6月25日 マナウス)
 記念すべきW杯史上50度目のハットトリックで、スイスがE組3位から逆転で決勝トーナメント進出を果たした。決めたのはMFシャキリ。22歳のヒーローは「絶対に忘れない、いい思い出になる」と頬を緩めた。

 人呼んで「アルプスのメッシ」。身長1メートル69で利き足が左、そして、プレースタイルも本家をほうふつさせる。前半6分、右サイドからドリブルで中央に切れ込み左足弾。メッシが21日のイラン戦で放った後半ロスタイムの決勝点とほぼ同じ位置から、同じコースへ決めた。2点目、3点目はいずれも速攻で中央に走り込み、FWドルミッチからのラストパスから冷静にコースを狙ってネットを揺らした。スイス選手のハットトリックは同国が最後に8強に進出した54年自国開催のヒューギ以来2人目。本家擁するアルゼンチンとの次戦に向け「結果はやってみないと分からない」と色気たっぷりに語った。

 ≪W杯通算50回目≫スイスMFシャキリがホンジュラス戦で史上46人目通算50回目のハットトリックを達成。今大会ではミュラー(ドイツ)がポルトガル戦で記録したのに続き2人目。スイスでは54年大会の準々決勝・オーストリア戦(●5―7)でFWヒューギが3得点して以来、60年ぶり2人目。

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2014年6月27日のニュース