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やはりザックに厳しい日本サポ 同点弾の岡崎に唯一の高い評価

[ 2014年6月27日 12:15 ]

コロンビア戦、サポーターの評価が最も高かった岡崎(AP)

W杯1次リーグC組 日本1―4コロンビア

(6月24日 クイアバ)
 ワールドカップ(W杯)ブラジル大会1次リーグC組の最終戦で日本代表はコロンビアに1―4で敗れ、1分け2敗の勝ち点1、同組最下位で大会を終えた。スポニチ・アネックスはコートジボワール戦、ギリシャ戦に続き、サポーターの視線で選手を採点するアンケートを実施。前半終了間際に同点ゴールを決めたFW岡崎慎司(マインツ)が唯一6点台となる平均6・12点と敗戦の中で高い評価を得た。

 アンケートは試合終了後にスタート。採点は最高が8点、最低が4点で0・5点刻みの選択式で行った。26日午前0時までの間に1002人が回答。コートジボワール戦後の1881人には及ばなかったが、ギリシャ戦後の168人から大幅に増えた。岡崎はギリシャ戦では最低点だったが、汚名返上の一発となった。

 岡崎に次いで評価が高かったのはMF青山敏弘(広島)で5・80点、DF内田篤人(シャルケ)が5・79点で続いた。岡崎のゴールをアシストした本田圭佑(ACミラン)は13選手中8番目の5・30点と伸びなかった。

 評価が最も低かったのがコロンビアに先制点を許すPKを与えてしまったDF今野泰幸(G大阪)で平均4・64点。「何とか止めたいという気持ちの表れ」と擁護する意見もあったが、全体的には低評価。また、途中出場したものの、目立った活躍がなかった柿谷曜一朗(C大阪)は4・89点、清武弘嗣(ニュルンベルク)も4・90点と厳しい評価。次世代の主力として期待されているだけにサポーターも厳しい視線を向けた。

 そしてザッケローニ監督は出場全選手を下回る4・61点。不可解采配をバッシングされたギリシャ戦をさらに下回った。サポーターから高く評価された岡崎、青山を途中交代させた選手起用を疑問視する声が多く、また「最後の大舞台でブレたのが納得いかない」「大会中に監督が迷ってしまったのが残念」と、自身の信念を貫けなかったことが、サポーターの評価を下げたようだ。

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2014年6月27日のニュース