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スペイン連覇へ GKカシージャス W杯連続無失点記録へあと84分

[ 2014年6月13日 12:05 ]

練習で笑顔を見せるカシージャス

W杯1次リーグB組 スペイン―オランダ

(6月13日 サルバドル)
 無敵艦隊が史上3カ国目の連覇へ出航だ。10年南アフリカ大会王者のスペインは13日(日本時間14日午前4時)、1次リーグB組のオランダ戦(サルバドル)で初戦を迎える。1次リーグで前回大会の決勝カードが再現されるのは、W杯20回の歴史で初めて。屈指の好カードで主将のGKイケル・カシージャス(33=Rマドリード)は、残り84分に迫った517分のW杯連続無失点記録の更新を狙う。

 イタリア、ブラジルに次ぐ連覇へ挑むスペイン代表は、初戦を2日後に控えて試合会場で調整。高精度のパスサッカーが持ち味だけに、ブラジルの気候がもたらす良好とは言えない芝状態に、FWジエゴ・コスタは「もっと湿らせて芝並みを整えるべき」と渋い顔。持ち味を消されて攻撃力の低下が心配されるだけに、守備の重要性が増す。

 防御網をつかさどる守護神カシージャスは、90年イタリア大会でゼンガ(イタリア)がつくった517分の連続時間無失点記録に迫る。前回大会の1次リーグ最終チリ戦の後半2分に失点して以降、433分間、4試合、何ぴとにも侵されなかったゴールマウス。決勝のオランダ戦は120分間を守り抜いており、攻撃パターンや個々の選手の特色は今も脳裏に焼き付いている。

 通算7度の無失点試合も、大会記録(10度)まで3試合に迫るなど、記録ずくめになりそうな4度目のW杯。当のカシージャスは「スペインは優勝の大本命だよ。我々は大きなチャレンジが大好きな選手の集まりだし、連覇に挑戦できることに興奮している」と、あくまでチームの勝利に集中する構え。しかし、そのためにすべきことは誰よりも理解している。

 優勝国としては過去最多の、前回大会経験者16人を擁するスペイン。栄光の味を知るイレブンが、まずはオレンジ軍団を飲み干す。

 ≪今大会で達成が期待される記録≫

 ☆個人最多得点 ドイツFWクローゼはロナウド(ブラジル)が記録を持つ15点まであと1点。

 ☆個人最多出場 クローゼは準決勝まで全試合出場ならマテウス(ドイツ)の25試合に並ぶ。

 ☆最年長出場 6月21日に43歳となるコロンビアGKモンドラゴンが出場すればミラ(カメルーン)の42歳39日を更新。

 ☆GK最多完封 カシージャスは無失点試合が通算7戦。3回完封すればシルトン(イングランド)とバルテズ(フランス)の10試合に並ぶ。

 ☆選手と監督でW杯制覇 米国のクリンスマン監督(現役時はドイツ)かフランスのデシャン監督が優勝すれば、ザガロ(ブラジル)、ベッケンバウアー(ドイツ)に次いで史上3人目。

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