本田に聞く「ごくごく普通に生活している」

練習場に入る日本のエース・本田（右）に、大勢のメディアがレンズを向ける
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Ｗ杯１次リーグＣ組 日本―コートジボワール

（6月14日 レシフェ）
　【日本代表・本田圭佑に聞く】

　――今すべきことは

　「ここからは基本に忠実に。サプライズは偶然起きるものだし、ごくごく普通に生活している」

　――コートジボワールの印象は

　「ＦＷ、中盤に４、５人の世界最高峰選手がいると言ってもいい。相手をリスペクトした上で恐れることなく、自分たちのスタイルを貫く」

　――自身のピークはどこに持って行くのか

　「理想は決勝戦に最高のコンディションが来ること。矛盾するが短期決戦でありながら長丁場にもなる。１試合目で転んだらグループリーグ敗退というものも突き付けられる中での、そういう調整。全ては結果を見てもらえればいい」

　――試合のイメージは

　「良いイメージだけではダメ。最悪の想定をむしろ大前提に置きながら、勝つ確率を１％でも上げることを考えている」

　――Ｃ組は拮抗（きっこう）しているが

　「最悪の想定で言えば初戦で転んだとしても、あとの２戦で勝てば良いという考え。理想は初戦勝って勢い良くいくことだが、そんなうまくはいかない。今までの人生経験を考えるとね」