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クロアチア指揮官 西村主審の判定に怒り「W杯の審判ではない。恥だ」

[ 2014年6月13日 09:30 ]

判定をめぐり、西村主審(右)に詰め寄るクロアチアの(左から)オリッチ、ロブレン、ラキティッチ(AP)

W杯ブラジル大会1次リーグA組 クロアチア1―3ブラジル

(6月12日 サンパウロ・アレーナ)
 クロアチアは、優勝候補筆頭の開催国ブラジルを相手に前半11分、カウンターからFWオリッチの左クロスがブラジルのDFマルセロのオウンゴールを誘って先制。地元サポーターで黄色に染まったスタジアムで、開幕戦から番狂わせを起こすことが期待された。

 しかし同29分に同点とされると、後半26分にはDFロブレンともつれたブラジルのFWフレッジがペナルティーエリア内で倒れ、微妙な判定でPKを献上。ロスタイムにも失点して、奮闘むなしく勝ち点を奪えずに開幕戦を終えた。

 試合後、クロアチアのニコ・コバッチ監督はブラジルにPKを与えた西村主審の判定に対して不満を爆発させた。AP通信によると、指揮官は地元テレビ局の取材に応えて「あれがペナルティーなら、我々はサッカーなんてしない方がいい。バスケットボールをすべきだ。そこではペナルティーになる反則だから」と皮肉まじりに異議。そして「W杯のレフェリーではない。恥だ。彼は、彼ら(ブラジル)に対する基準と、我々に対する基準を持っていた。ルールは同じではなかった」と怒りをぶちまけた。

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