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ブラジル W杯開幕戦飾った ネイマール2発で逆転勝ち

[ 2014年6月13日 06:54 ]

<ブラジル・クロアチア>前半29分、同点ゴールを決め雄叫びを上げるネイマール(左)(AP)

W杯ブラジル大会1次リーグA組 ブラジル3―1クロアチア

(6月12日 サンパウロ・アリーナ)
 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会は12日(日本時間13日)、開幕。サンパウロ市のサンパウロ・アリーナで開幕戦が行われ、1次リーグA組のブラジル代表とクロアチア代表が対戦した。試合はブラジルがオウンゴールで先制される展開も、ネイマール(22)の2得点の活躍で3―1で逆転勝ち。6度目の優勝に向けて白星スタートを切った。

 開催国のブラジルが地元の大声援を受けて逆転勝ちした。FIFAランク3位ブラジルと同18位クロアチアの対戦。

 先制したのはクロアチアだった。前半11分、カウンターからイビチャ・オリッチ(34)がグラウンダーの左クロス。ゴール前のニキツァ・イェラビッチ(28)が左足で触り角度が変わると、ブラジルのマルセロ(26)の右足に当たってゴールマウスに飛び込んだ。

 まさかのオウンゴールで先制されたブラジルは同29分、ネイマール(22)がドリブルで攻め上がり、ペナルティーエリアの外、ゴール正面やや左から左足を振り抜く。グラウンダーのシュートは右ポストに当たってゴールネットを揺らした。

 同点に追いついたブラジルは後半26分、フレッジ(30)が倒されて得たPKをネイマールが、右に跳んだGKスティペ・プレティコサ(35)の腕をはじいて豪快にゴールネットを揺らし逆転した。

 ロスタイムにもオスカル(22)のゴールで追加点を挙げたブラジルが初戦を白星で飾った。

 この試合の審判団は西村雄一主審(42)、相楽亨(37)、名木利幸(42)の両副審が担当。日本人審判員がW杯開幕戦を担当するのは初の快挙となった。

 決勝は7月13日(同14日)に行われる。

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