頼む宇佐美!!G大阪、次節勝ち点並ぶ神戸と天王山

[ 2013年7月15日 06:00 ]

<G大阪・北九州>ドローに終わったイレブンを出迎える宇佐美(中央)

J2第24節 G大阪1―1北九州

(7月14日 万博)
 宇佐美で決着つける! 各地でJ2第24節11試合があり、首位のG大阪は20位と低迷する北九州とホームで1―1と引き分けた。2位神戸はホームで富山に1―0と辛勝し、両チームが勝ち点50で並び、次節20日の直接対決(万博)に臨む。G大阪はドイツ1部ホッフェンハイムから復帰したFW宇佐美貴史(21)の再デビューが濃厚で、得点力不足のチームに新風を吹き込む。

 万博の空に暗雲が立ちこめた。キックオフ前に雷が鳴り、降りしきる雨の中で始まった一戦で、G大阪が1点のリードを守れず痛恨のドロー。得失点差で首位の座こそ守ったものの、勝ち点で2位の神戸に並ばれた。

 引いて守る北九州相手に、ボールは支配し続けた。前半36分、6月8日の北九州戦以来の先発となったルーキー岡崎が長谷川監督の期待に応えるゴールで先制。その後も猛攻を仕掛けるも、追加点を挙げられなかったことが最後まで響いた。後半も攻め続けながらフィニッシュの精度を欠き、DF藤春のファウルから33分に同点PKを献上。指揮官以下、日本代表MF遠藤や今野が「2点目を奪えなかったのがすべて」と口を揃えたように勝てなかった原因が決定力不足にあったのは明らかだった。

 次節20日は、万博で神戸との直接対決が待つ。今季7得点の日本人エース倉田の負傷もあり、ここ2試合で、わずか1得点の攻撃陣の救世主として期待されるのが、ドイツ1部ホッフェンハイムから古巣に帰ってきたMF宇佐美だ。実戦復帰した8日の明大との練習試合では、1ゴール1アシストとさすがの存在感を発揮。出場が可能となる神戸戦に向けて「復帰戦が関西ダービーで、首位決戦。気持ちが高ぶらない訳がない。すごい楽しみです」と腕ぶしている。長谷川監督は、大一番での起用について明言は避けた。それでも「次からは新しい選手も使えるようになる。いよいよだなという気持ちです。ガンバらしいサッカーを見せたい」と口ぶりに期待感もにじみ出た。

 同勝ち点で迎える天王山。ガンバの至宝と称された天才MFが、暗雲を吹き飛ばし、真夏の太陽のようにチームを明るく照らす。

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