長谷部求む第2の本田 東アジア杯で新戦力台頭を

[ 2013年7月15日 06:00 ]

日本を出発する長谷部

 日本代表のMF長谷部誠(29=ボルフスブルク)が14日、チームに合流するため、成田発の航空機でドイツへと向かった。W杯ブラジル大会まで1年を切り、日本代表のチーム力の底上げにつながる新戦力の台頭に期待。若手が大量選出される見通しの、15日の東アジア杯メンバー発表に注目した。DF吉田麻也(24=サウサンプトン)、内田篤人(25=シャルケ)、FWハーフナー・マイク(26=フィテッセ)もこの日、渡欧した。

 現状のままではいけない。1次リーグ3戦全敗に終わったコンフェデ杯から約3週間が過ぎ、長谷部はフレッシュな力の必要性を感じていた。渡欧前の成田空港で「チームには新しい血が必要。新しい選手がどんどん入ってくることは大事だし、その意味で東アジア杯は大事なものになる。全てのポジションで競争していかないといけない」と発言。W杯本大会までの1年間で新戦力の台頭に期待した。

 頭には3年前のイメージがあった。16強入りした10年W杯南アフリカ大会では、アジア予選でほとんど出場機会のなかった本田が大会直前で先発の座をつかみ、中心選手として活躍。駒野、阿部らも開幕直前にレギュラーを勝ち取り1次リーグ突破に貢献した。チーム力の底上げにはザックジャパン発足からの3年で固定された現メンバーを脅かす存在の出現が不可欠と考えており「10年の圭佑(本田)のような選手も必要」と言った。

 その意味で東アジア杯には注目している。欧州組の招集が見送られるため、柿谷、柴崎ら有望若手の選出が予想されており、中国、韓国、オーストラリアとの真剣勝負は新戦力の力を見極める絶好の舞台だ。もちろん長谷部自身にも「自分もレベルアップしなければポジションの保証はない」との意識はあるが、日本代表の主将としてチーム内競争が激化することを歓迎。1ランク上のチームになるために、厳しいサバイバルレースも覚悟している。

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