センター試験「ヤバイでしょ」市西宮 想定外の全国8強

[ 2012年1月4日 06:00 ]

<市西宮・近大付>PK戦を制し、応援スタンドにダッシュする市西宮イレブン

全国高校サッカー選手権3回戦 市西宮1―1(PK8―7)近大付

(1月3日 駒沢)
 初出場の市西宮が双方合わせて20人が蹴ったPK戦を制し、8強入りした。大路監督は勝負が決まると涙が止まらず、帷(かたびら)主将は「入学時は県の8強が目標だったのに」と笑った。

 後半14分に先制されたが、その3分後にエース後藤のゴールで追い付いた。PK戦前の円陣で指揮官は「おまえらは持っている。県大会と同じ。勝ったぞ」と激励。PK戦だった兵庫大会決勝の神戸弘陵戦と同じ順番でキッカーを送り出した。

 東大をはじめ、現役国公立大学の合格者を多数輩出する進学校で文武両道が部の方針。大会後の14日にはセンター試験を控えている。大路監督は「次も勝ったらヤバいでしょ。このへんで西宮に帰って勉強しないと」と吐露。4日の練習場確保もできていない状況に「どこか(練習場を)貸してくれませんかね。なければ公園で石ころを蹴るしかないわ」とまさかの快進撃に戸惑いを見せた。

 そんな指揮官の悩みとは裏腹に阪大か神戸大への現役合格を目指しているMF難波祐は「目指せ“国立”です」と余裕の笑顔。準決勝が開催される国立競技場行きと国立大合格を狙う。

 ▼近大付・山田監督 全体的に体が重かった。(FWの)黄将健(ファンチャンゴン)も刈谷も連動した動きができなかった。

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