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FW陣が故障…苦境のマンU救った35歳のMF

[ 2010年3月8日 17:57 ]

 サッカーのイングランド・プレミアリーグで王者のマンチェスター・ユナイテッドが苦境に立たされている。FWオーウェンが2月28日のリーグカップ決勝で太腿裏を痛めて今季中の復帰が絶望となった。ファーガソン監督が「チームにとって厳しい」と話した直後、今度はエース、ルーニーのひざの負傷も判明した。

 ルーニーはイングランド代表として3日の国際親善試合、エジプト戦に出場した際に故障。ファーガソン監督は10日のCLのACミラン(イタリア)戦も「不運だが、出場できないだろう」と欠場を示唆した。
 強力FW陣に故障者が相次ぎ、4連覇を狙うプレミアリーグでは6日のウルバーハンプトン戦で大苦戦。なかなかゴールを奪えなかったが、手詰まりを打破したのは35歳のベテランMFスコールズだった。
 後半27分に挙げた貴重な決勝ゴールは、自身リーグ通算100得点目のメモリアルゴール。「幸運にも自分のところにボールが転がってきて、何とか決められた」とクラブの公式サイト上で喜びを明かした。チームの窮地でも競り勝ち、1試合消化の少ないチェルシーをかわして首位。さすがの勝負強さを発揮した。(共同)

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2010年3月8日のニュース