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【G大阪】宇佐美、菅沼…若手成長にかける西野監督

[ 2010年3月8日 06:00 ]

リーグ戦、ACL、日本代表戦と今年も過密日程が続くMF遠藤保仁

 5年ぶりのリーグ優勝とACL王座奪回を狙うG大阪にとって、今季は前途多難のシーズンと言える。貴重な戦力だったFW播戸、山崎に加え、MF寺田、倉田らも出場機会を求めて今オフに他クラブへと移籍。目立った補強も行わなかったため、選手層は一気に薄くなった。

 ただ、変革期を迎えつつあるチームに補強の必要はなかったのかもしれない。「今季は融合がテーマになる」と言う西野監督の言葉には、若手台頭への期待感が込められている。24日のACL1次リーグ初戦・水原戦では22歳のFW平井、17歳のMF宇佐美、19歳のDF菅沼が出場。一定のパフォーマンスを披露した。FWゼ・カルロス、ペドロ・ジュニオールの調整が遅れているだけに、彼らの成長がスタートダッシュの鍵を握っている。

 あとは過密日程をこなす日本代表MF遠藤のコンディションもポイントとなる。06年にウイルス性肝炎、08年にはウイルス感染症を患った背番号7が1年間を通して万全な状態で戦うことができれば、目標の2冠達成は近づいてくる。

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2010年3月8日のニュース