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【山形】得点力不足の救世主はイケメン元日本代表

[ 2010年3月8日 06:00 ]

鹿島から加入したFW田代有三。得点力不足解消へ期待される

 初のJ1だった昨季は、終盤の粘りで15位に踏みとどまった山形。DF陣はリーグ5位の40失点と奮闘したが、得点はワースト2位の32。得点力不足を解消するために、攻撃陣を中心に即戦力を補強した。

 中でも、日本代表経験のあるFW田代が加わったのが大きい。昨季はキープ力のある長谷川、豊富な運動量で動き回る古橋が不動の2トップを形成したが、そこに高さのある田代が加わったことで攻撃の幅が広がった。小林監督はメンバーを固定せず、3パターンの2トップをテスト。「対戦相手に合わせて組み合わせを変えられる」と手応えを口にしている。

 ボランチは千葉から下村、鹿島から増田を獲得したことで、秋葉をサイドハーフで起用するオプションもできた。守備陣は石井を中心に大崩れしない安定感があり、横浜から移籍した韓国代表DFキム・クナンがフィットしてくれば、さらに強固なDFラインとなる。

 小林監督が掲げた目標は「勝ち点50、ベスト10」。新加入の即戦力が持ち味を発揮できれば、クリアはたやすいだろう。

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2010年3月8日のニュース