×

ダビが2得点 名古屋がホーム150勝目

[ 2009年3月22日 16:35 ]

<名古屋―清水>前半25分、先制点を決め、喜ぶ名古屋・ダビ(9)と玉田(11)ら

 【名古屋3―1清水】名古屋は前半25分に左クロスにダビが右足で合わせて先制。後半31分には速攻から吉村が加点、GK楢崎を中心とする守備で反撃をしのぎ、終了間際にダビがPKを決めた。清水は再三の好機に決定力を欠き、後半の岡崎の1点止まり。

 風下の前半25分。名古屋のダビは清水ゴール前で、小川からの低く速い左クロスに右足を合わせた。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を含めた最近2試合の公式戦をいずれも0―0で引き分けていたチームに、待望の先取点が入った。
 ダビは直後に厳しいマークで倒され、しばらく動けずピッチから担架で運び出された。だが、すぐに戦列に戻ると必死にボールを追い続けた。
 後半31分には、ゴール前で小川のパスを受けた吉村が落ち着いて決めリードを広げた。その後、清水の猛攻をしのぐと、44分に再びダビがPKを決めて突き放し「得点できない試合が続いても、うちはいい選手が多いので一度に2点取れることもある」と喜んだ。
 これで開幕から2勝1分けで勝ち点を7に伸ばし、ACLの2試合を含めて負けなし。ホーム274試合目で、リーグ5チーム目となる通算150勝に到達した。
 ストイコビッチ監督は「2得点のFWに、これ以上求めることはない。小川もシンプルにいいパスを出していた」と選手の頑張りをたたえた。

続きを表示

2009年3月22日のニュース