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岡ちゃんに失笑された横浜 前半3発も勝ち切れず

[ 2009年3月22日 06:00 ]

<横浜・柏>ドローに終わった横浜・中沢佑二(左)、栗原勇蔵はサポーターのば声を背に厳しい表情で引き揚げる

 【横浜3―3柏】広島に完敗した開幕戦に続き、ホーム2戦目の柏戦でもスタンドからブーイングがわき起こった。横浜は前半で3―1とリードしながら、後半に追いつかれて3―3ドロー。観戦に訪れた日本代表の岡田監督は「(横浜は)前半良かったのに何やってるんだろうね」と失笑し、客席からは「(木村)浩吉さ~ん、流れ読んでよ!」と木村監督の采配に対する厳しいヤジが飛んだ。

 前半は優勢に試合を進めた。ところが、後半18分に木村監督が「中盤をつなげるように」とMF山瀬功を下げMF長谷川を投入。ボランチで守備に奮闘していた兵藤を攻撃的な位置に上げ長谷川をボランチに置いてから、守備が混乱し劣勢へと一変した。だが、指揮官は「采配ミスというより局面の集中力に欠ける」と選手のミスを敗因に挙げた。

 現在2分け1敗と勝ち星なし。前半18分にヘッドで今季初得点を決めた中沢は「若い選手も多いしバタバタになった。1点を守りきる本来のマリノスの姿を出せてない」と険しい表情。28日にW杯アジア最終予選バーレーン戦を控えるだけに「マリノスはホームで勝ててないけど代表ではホームで勝ちたい」と自分に言い聞かせるように話した。

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2009年3月22日のニュース