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日本ミスミス敗戦…メダル獲りへの道のり険しく

[ 2012年8月4日 06:00 ]

ロシアに敗れ、引き揚げる(左から)竹下、井上、木村、佐野、迫田、新鍋

ロンドン五輪 バレーボール女子1次リーグA組

 3日、女子1次リーグが行われ、世界ランキング5位の日本は同ランク9位のロシアに1―3で敗れ、2勝2敗となった。

 日本は木村沙織(25)と並ぶダブルエースの江畑幸子(22=日立)に代えてチームNo・1の跳躍力を誇る迫田さおり(24=東レ)を起用した。迫田は木村とともにチーム最多23得点を奪取。第3セットをものにして勢いに乗った第4セットも、途中までは互角だったが、中盤にスパイクミスがあり、連続失点。小粒で破壊力のないチームにとり、数本のミスが致命傷となった。

 1次リーグの順位は準々決勝の組み合わせに影響するため、真鍋政義監督(48)には「少しでも上位で通過したい」との思惑があった。だが、これで2敗目。1984年ロサンゼルス五輪以来のメダル獲得への道のりは険しくなった。

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2012年8月4日のニュース