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誰が?何のために?ニセメンバー表出現

[ 2008年8月7日 06:00 ]

 【北京五輪・女子サッカー 日本2―2ニュージーランド】試合前に“ニセメンバー表”事件が起きた。チームが会場に到着していない開始2時間半前。プレスルームには、五輪とFIFA(国際サッカー連盟)のマーク入りのメンバー表が大量に置かれていた。日本のメンバーは控えとみられたFW荒川と丸山が先発、攻撃の軸である宮間がベンチ。驚くべき布陣に、日本の報道陣からは「次の米国戦をにらんだ佐々木監督の温存策では」との声も挙がった。

 ところが、本物のメンバーが発表され、表がまったくのデタラメであることが判明。プレスルームに表が置かれた経緯は不明で、日本協会関係者も「誰がやったのか…」と困惑するしかなかった。英語のメンバー表には日本とニュージーランドの両監督のサインも入っており、本物と見間違ってもおかしくないもの。北京五輪最初の競技で、関係者以外は入れないプレスルームで起きた事件が前途多難を予感させた。

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2008年8月7日のニュース