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女イチロー山田、本家に刺激 「自分も」金宣言

[ 2008年8月7日 06:00 ]

本家の大記録に刺激を受け、五輪での大暴れを誓う“女イチロー”山田

 【北京五輪・ソフトボール】女イチローが本家の大記録に刺激を受けて、大舞台に臨む。北京五輪ソフトボール代表が6日、都内で行われた壮行会に出席した。主将の山田恵里(24=日立ソフトウェア)はマリナーズのイチローが7月29日に達成した日米通算3000本安打に感激。「イチローさんが結果を残すと、自分も頑張ろうという気持ちになる」と意気込んだ。

 俊足、巧打、堅守と3拍子そろった外野手の山田は、ソフトボール界では女イチローと称されている。本人もイチローにあこがれているだけでなく「打ち分ける技術を参考にしている」と師と仰ぐ存在だ。「イチローさんがWBCで日本を引っ張って優勝したように、自分もチームを勢いづけるプレーをしたい」。責任感たっぷりの24歳が本家に続き、日本を世界一へと導く。

 ◆山田 恵里(やまだ・えり)1984年(昭59)3月8日、神奈川県藤沢市生まれの24歳。御所見中―厚木商―日立ソフトウェア。中学時は男子の野球部に所属。厚木商からソフトボールを始める。高2、3年時にインターハイを連覇。社会人1年目で本塁打王・打点王・ベストナイン・新人賞に輝く。アテネ五輪では打率・414(29打数12安打)。左投げ左打ち。1メートル65。58キロ。

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2008年8月7日のニュース