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メッシどうなる?CASがバルサ支持

[ 2008年8月7日 06:00 ]

6日、初戦のコートジボワール戦に向けて調整するメッシ(左)らアルゼンチン代表

 【北京五輪・サッカー】バルセロナなどが所属選手の五輪派遣拒否を求めてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴していた件で6日、CASはクラブ側の訴えを支持する裁定を下した。FIFAは7月30日に23歳以下の選手はクラブ側に派遣義務があるとする通達を出したが、FWリオネル・メッシ(21)がアルゼンチン代表に招集されたバルセロナは大会日程が欧州CL予選3回戦第1戦と重なるため反発。ブラジル代表MFジエゴ(23)が所属するブレーメンと同DFラフィーニャ(22)を抱えるシャルケとともに提訴していた。

 CASは「五輪はFIFA規約が派遣を定めた国際カレンダーに掲載された試合ではない」とするクラブ側の主張を支持。メッシも以前はCASの裁定に従う意向を示していたが、アルゼンチンのバティスタ監督は「メッシはあすの先発に名を連ねる。その後も大会に残ると確信している」と訴え、ブラジルの2選手とともに今後の対応が注目される。

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2008年8月7日のニュース