今週の丸山元気!

ハイエストエンド 今回も展開次第

[ 2022年4月29日 15:25 ]

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて14鞍に騎乗します。

リアルジョージ(土曜5R)は中間乗りましたが、追ったらバラつくようなところがありました。ただ、素質はあるので、まだこれからの馬ですが、ここでいい面を見せてほしいと思っています。

ハイエストエンド(土曜8R)は惜しい競馬が続いていますが、引き続き具合はいいですよ。今回も展開次第ですね。

ニシノリース(土曜9R)は今週乗りましたが、変わらず順調ですね。前走のような競馬が合っているので、あとは展開が向くかどうか。最後は脚を使ってくれます。

プラチナジェット(日曜3R)はスタートが遅いですし、外枠がほしいですね。
シャドウエリス(日曜9R)は前走はロスなく運べていい競馬ができました。ただ、内側が荒れてきた馬場がどうかです。

ケンシンコウ(日曜11R)はとにかく気分次第です。当日になってみないと何とも言えませんが、福島実績がありますし、力を出し切れば今回も好勝負できると思います。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
5Rリアルジョージ ☆☆
 前走は5着と敗れたが、馬場の悪い内を通らされ伸びを欠いた印象。まだ本格化は先だが、ブリンカー効果が見込める今回は前進があっても。立て直して好仕上がりのザナイトカフェ、前走は外を回るロスがあったグラストンベリー、前走の末脚に見所があったメロンチャンが強敵か。

7Rアンテロープ ☆☆
 近2走が二桁着順だが、新馬戦で2着と好走しているように能力は確か。立て直して調教の動きは良く、マイペースで運べれば粘り込みがあっても。末脚堅実なローゼシュティア、前走は折り合いを欠いたクレエンシア、前走鋭い末脚を使ったジャスコが上位候補か。

8Rハイエストエンド ☆☆☆☆☆
 3戦連続で勝ち馬とタイム差なしの2着。初の福島が鍵になるが、末脚は堅実で今回も上位争い可能。長くいい脚を使えるディーエスボンバー、堅実なベンチャーアウト、小回りは合うリアルシングが強敵か。

9Rニシノリース ☆☆☆
 他力本願な面はあるが、前走は直線でいい脚を使い0.2秒差4着。時計のかかる今の馬場は合っており、展開ひとつで上位争い可能。前走は不利があったタマモダイジョッキ、好仕上がりのヤマニンガラッシア、前走2着と復調気配のアセンダントが強敵か。

10Rフィデリオグリーン ☆
 2勝クラスではメドが立っていない現状。得意の福島で前進があればいいが…。福島は好相性のウォルフズハウル、長期休養明けも好仕上がりのドリームインパクト、前走2着とメドが立っているアウスヴァールが上位候補か。

11Rフラーレン ☆☆
 器用な立ち回りがセールスポイントで大崩れが少ない。相手なりのタイプで、昇級でも差のない競馬ができそう。牝馬限定戦なら実績は一枚抜けているノーブルシルエット、福島は相性がいいペイシャキュウ、非凡な決め手を持つステイブルアスクが上位候補か。

日曜日
1Rブラッドライン ☆☆
 前走はスタート後に不利があったが、ここまで5戦して掲示板が3回の実績。ブリンカー着用でスムーズな競馬ができれば上位食い込みがあっても。減量騎手起用でもう一押しを狙うルナエルモッサ、安定しているマキアージュ、前走の末脚に見所があったカルドが上位候補か。

2Rメロウヴォイス ☆☆
 4戦して6着3回とワンパンチ足りないが、毎回末脚は堅実。初ブリンカー着用と上がりのかかる福島替りでもう一押しがあっても。マイペースなら渋太いゼンノテンバ、坂の緩い福島でもうひと伸びがありそうなメンアットワーク、堅実なアイキャンドウイッが上位候補か。

3Rプラチナジェット ☆☆☆
 2戦目でレース振りが良くなり、前走は0.1秒差2着と好走。今なら小回りの福島でも対応できそうな印象で、やや低調な今回の組み合わせなら上位争い可能。渋太さが出てきたレインボーエンゼル、調教の動きが良くなってきたラブミーディザイア、長くいい脚を使えるタガノクリステルが強敵か。

6Rストームシャドウ ☆☆
 初めての芝になるが、ハービンジャー産駒で今の時計のかかる馬場は合っている印象。スタミナがあり距離延長も好材料で、やや低調な今回の組み合わせなら上位食い込みがあっても。渋太さがあるハコダテジョー、3戦連続で2着のマイネルメサイア、安定感が出てきたヴァーグエスタードが上位候補か。

8RRブレーヴトライ ☆☆
 前走はいい脚を使い5着と好走。終い一辺倒の脚質で展開の助けは必要だが、低調な今回のメンバー構成なら食い込みがあっても。前走上々の粘りを見せたテイエムハヤテオー、2戦連続で2着のアルバミノル、距離短縮は好材料のヨドノゴールドが上位候補か。

9Rシャドウエリス ☆☆
 前走は直線で接触する場面があったが、それでも4着と復調を示す内容。スムーズな立ち回りができれば、更に前進があっても。気分屋だが能力は確かなレットミーアウト、立て直して好仕上がりのビューティーウェイ、前走は脚を余したタウゼントシェーンが上位候補か。

10Rアイスシェルフ ☆
 最後は差を詰めるが、終い一辺倒の脚質。初めてのコーナー4つの福島1700メートルに替わる点も鍵になり、上位争いまでは…。前走は躓く不利があったタイセイスラッガー、好仕上がりのトモジャリア、充実著しいラヴィータエベラが上位候補か。

11Rケンシンコウ ☆☆☆
 前走は勝ち馬の決め手に屈したが、ゴール寸前まで粘り2着と見せ場十分。気性的にアテにしづらい面は残るが、福島実績もあり再度上位争いしても。好仕上がりで小回りも合うダンツキャッスル、マイペースなら渋太いメイショウウズマサ、前走いい脚を使いダート適性を示したラーゴムが強敵か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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