今週の丸山元気!

ベニッシモ 距離延長がいい方に出れば

[ 2022年4月15日 17:22 ]

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて15鞍に騎乗します。

ボーンジーニアス(土曜10R)は道中折り合いが付けば、必ずいい脚を使ってくれますからね。今回もリズム良く運んで、あとは届くかどうかですね。

ベニッシモ(日曜3R)は調教で乗って悪くはありませんでしたが、距離はやってみないと何とも言えないです。成績から未勝利なら力は上だと思うので、距離延長がいい方に出れば。

ニシノリース(日曜9R)は2週間ずっと追い切りに乗っていますが、いい状態です。レースでは初めてになりますが、楽しみにしている1頭です。

レッドライデン(日曜11R)は先週乗りました。同型との兼ね合いが鍵になりますが、折り合いさえ付けば逃げなくても良さそうな感じは受けました。どこまでやれるか楽しみは持っています。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
3Rプレミアムベリー ☆
 血統からダート短距離は合いそうだが、乗り込み本数が少なく急仕上げの印象。初出走でもあり、一度使ってからか。坂の緩い福島とブリンカー着用でもう一押しを狙うオーブラック、前走は長くいい脚を使ったドクターマンボウ、距離短縮で粘りが増しそうなアイアコスが上位候補か。

4Rフラワリング ☆☆
 今回が初出走になるが、十分過ぎるほど乗り込んでおり、格上馬に胸を借りるような併せ馬も消化。仕上がりは良く上位食い込みがあっても。前走の末脚に見所があったララヴォルシエル、マイペースなら渋太いモンサンプリーモ、距離短縮は歓迎のダイリュウブラックが上位候補か。

5Rレディーガーネット ☆
 乗り込んではいるが、まだ鋭さが一息。今回が初出走でもあり、使いつつ良くなってからか。立て直して好仕上がりのメルヴィル、減量騎手起用でもう一押しを狙うアメトリンルナ、初出走だが抜群の動きを見せているジーツーガッキーが上位候補か。

7Rトランセンドパスト ☆☆
 前走は14着と大きく敗れたが、道中落鉄していた影響か。今回がクラス2戦目で、雨で脚抜きのいい馬場になるのも好材料。かなり低調な今回の組み合わせなら、上位食い込みがあっても不思議ではない。前走短距離で一変したアルバミノル、好仕上がりのパロットビーク、高速ダートの実績があるテイエムハヤテオーが上位候補か。

8Rシャドウエリス ☆☆
 前走は7着だったが、直線で他馬と接触する不利。末脚は堅実なタイプで、展開ひとつで上位食い込みがあっても。太目の前走を叩いて上積み十分のマイネルパリオート、時計のかかる馬場は合うカフジアスール、前走はスムーズさを欠いたドラミモンが上位候補か。

9Rデルマアシュラ ☆☆☆
 もう一押しが課題だが、現級では9戦して7回掲示板確保と堅実なタイプ。小回り1800メートルはベストの条件で、上位争いは十分可能。マイペースなら渋太いサウンドウォリアー、雨で少し時計のかかる馬場は合うウインチェレステ、ハマった時の末脚強烈なグルーヴビートが強敵か。

10Rボーンジーニアス ☆☆☆☆
 すっかり長くいい脚を使う競馬が板に付いてきた印象で、昇級初戦の前走で2着といきなりメド。休み明けになるが仕上がりも良く、今回も上位争い可能。近走安定しているマベルロンジュ、末脚堅実なトーホウバロン、長距離は安定しているイヤサカが強敵か。

11Rベイビーボス ☆☆☆
 前走は2番手から一旦先頭に立ち2着と勝ちに等しい内容。気難しい気性でアテにしづらい面は残るが、能力全開なら今回も上位争い可能。力量上位で脚抜きのいいダートも得意なジゲン、好仕上がりのワルツフォーラン、大型馬で叩いた上積み十分のナイトブリーズが強敵か。

日曜日
1Rオースミメッシーナ ☆☆
 前走は見所のある末脚を使い5着。徐々にレースを覚えてきた印象で、展開ひとつで上位食い込みがあっても。坂の緩い福島でもう一押しを狙うバオバブスピリット、ダート短距離は合うイプノーズ、前走2着惜敗のテキサスフィズが上位候補か。

3Rベニッシモ ☆☆☆
 ここまで4戦して3着3回と今の未勝利なら力量上位。追走に忙しかった近走を見ると、距離が延びるのもプラス。今回のやや低調なメンバー構成なら上位争い可能。好仕上がりのクルル、叩いて動きが良くなったオセアレジェンド、末脚堅実なロルバーンスカイが強敵か。

7Rフラワリングナイト ☆
 過去に現級でも好走歴はあるが、近走はワンパンチ足りない競馬続き。恵まれないと上位争いは…。福島で勝ち鞍があるタウゼントシェーン、長くいい脚を使えるトーセンメラニー、叩いて動きが良くなったフォーチュンリングが上位候補か。

8Rジェイエルブリッジ ☆
 大敗続きで成績が上がってこない現状。鞍上の腕で少しでも前進があればいいが…。安定しているベンチャーアウト、リフレッシュし好仕上がりのトーアシオン、前走で復調を示したディーエスボンバーが上位候補か。

9Rニシノリース ☆☆☆
 前走7着も勝ち馬とは僅か0.4秒差。雨で時計のかかる小回り芝1200メートルはベストの条件で仕上がりも良く、展開ひとつで上位争いは十分可能。福島は合うカゼノタニノアヤカ、昇級初戦の前走で2着といきなりメドを立てたニューアリオン、好仕上りで小回り1200メートルも合うマイネルチューダが強敵か。

11Rレッドライデン ☆☆☆
 逃げて折り合いを付ける競馬で2連勝と能力を引き出せれば強い。小回りは合っており、開幕週の馬場を味方に、今回も上位争い可能。福島は重賞2着の実績があるワールドリバイバル、オープン特別なら力量上位のダブルシャープ、衰えなく好状態のウインイクシードが強敵か。

12Rネオレインボウ ☆
 近走がワンパンチ足りない競馬続き。久し振りの芝で少しでも違った面が出ればいいが…。好仕上がりのアヴァノス、叩いた上積み十分のラナキラ、前走は不利があったホウオウエンジェルが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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