スティッフェリオ　競馬センスいい

今週は土日合わせて11鞍に騎乗します。

カイザーソウル（土曜５Ｒ）は先週、今週と追い切りに乗りましたが、動きは良かったです。まだ子供で少しうるさいところはありますが、初戦から楽しみにしています。

グッドマックス（土曜９Ｒ）は引っ掛かったり、直線で右にモタれる面もありましたが、それでも前走勝ちましたからね。能力はあるので、スムーズな競馬ができれば。

ロサグラウカ（土曜11Ｒ）は、なんとも掴み切れない馬ですが、追い切りの動きは良かったですし、中山も走りますからね。今回も前々で運んでどこまで頑張ってくれるかだと思います。

ニシノホライゾン（日曜１Ｒ）は新馬戦ではいい脚を使ってくれましたからね。いいイメージがありますし、展開ひとつだと思います。

ケンシンコウ（日曜２Ｒ）の前走は離された４着ですからね。調教の動き自体は悪くなかったので、２戦目でどこまで時計を詰められるかです。

アルマセグレート（日曜４Ｒ）は普段は少し硬さがありますが、追い切りにいったら問題ないですし、いい走りをしてくれました。気性も大人しいですし、いいモノを持っていそうなので初戦から楽しみにしています。

ロフティフレーズ（日曜９Ｒ）は近走安定していますね。内枠が引ければ、今回もいい競馬ができると思います。

スティッフェリオ（日曜11Ｒ）は内枠が欲しかったので、２枠４番はいい枠だと思います。距離はやってみないとわかりませんが、競馬センスのいい馬ですし、強いメンバーが揃いましたが、この馬のリズムでどこまで頑張ってくれるかですね。

今週も応援をよろしくお願いします。


◎山崎の見解
土曜日
１Ｒクワトロチェント　☆☆
　前走は７着だったが、出遅れて流れに乗れなかった印象。１週前の追い切りで上々の動きを見せており、前走時よりも相手関係も楽。スタートさえ決まれば上位食い込みがあっても。使いつつ調教の動きが良くなっているソラン、終い堅実なスイスライツ、ダート替り魅力のショシカンテツが上位候補か。

４Ｒアコルドエール　☆☆☆
　休み明けになるが、２週続けて格上馬と併せて上々の動きを披露。芝では９、７着だったが、ダート替りで詰めの甘さをカバーできれば上位食い込みも。安定しているファイブリーフ、前走ダートで変わり身を見せたジェロボームとネオボーゲンが強敵か。

５Ｒカイザーソウル　☆☆☆☆
　ウッドコースで２週続けて終い11秒台をマークするなど、水準以上の動きをマーク。乗り込み量も十分で、初戦から上位争い可能。渋太い動きを見せているバインドウィード、中間しっかり乗り込まれているロードフェローズ、好馬体のランドアーティストが強敵か。

９Ｒグッドマックス　☆☆
　やや相手に恵まれた感はあるが、前走1200メートルで一変。短距離で差す競馬が現状合っている印象で、末脚の生きる展開になれば食い込み可能。ベストの距離に戻るケープコッド、前走が着差以上に余力があったテーオーマルクス、大崩れがないメメントモリが上位候補か。

11Ｒロサグラウカ　☆☆☆
　中山コースとの相性が良く、４走前に現級２着の実績がある。休み明けになるが中間の動きも良く、得意の中山で変わる可能性は十分。前チグハグな競馬だったバイマイサイド、終い堅実なマスターコード、前走は力を出し切れなかったハナズレジェンドが強敵か。


日曜日
１Ｒニシノホライゾン　☆☆☆☆
　５戦して４回馬券圏内があり、今回のメンバー構成なら実績上位。前走は逃げる形で６着だったが、本来の脚をタメる形なら上位争い可能。競馬センスがいいバーグマン、好仕上がりで血統からダート替りも歓迎のロードファビュラス、安定してきたタイニーベイビーが強敵か。

２Ｒケンシンコウ　☆☆
　前走は上位３頭とは離された４着だが、メンバー最速の上がりを使い見所十分の内容。２戦目で上積みが見込める今回は上位食い込みがあっても。ダート替りでもう一押しを狙うブリジャール、乗り込み十分で条件も合いそうなミヤビキング、距離延長でパフォーマンスを上げたアグードイメルが上位候補か。

３Ｒソフィスティケイト　☆☆
　前走は離された４着だったが、前々でレースを運び悪くない内容。軽い走りで芝替りは魅力。スタートセンスの良さを生かして粘り込みがあっても。終いに脚を使い前走好内容の２着だったオルテール、堅実なプリマジア、休み明けも好仕上がりのシベールが上位候補か。

４Ｒアルマセグレート　☆☆☆☆
　乗り込み十分で仕上がりは良好。ダート短距離向きのスピード感十分の走りで、初戦から上位争い可能。馬体の良さが目立つショーショーショー、水準の動きをマークしているトモジャブルーノ、いいスピードを持っているタマモビックホームが強敵か。

９Ｒロフティフレーズ　☆☆☆☆
　近２走、牡馬相手に連続２着と、ここにきて安定感が出てきた印象。中山実績もあり、牝馬限定戦なら今回も上位争い必至。長くいい脚を使うエアジーン、前走楽勝だったグレイテスト、中山替りは好材料のクリッパーが強敵か。　

11Ｒスティッフェリオ　☆
　中間の動きは良く、中山替りも好材料だが、ざすがに今回はメンバーが強い印象。競馬センスの良さを生かして善戦を期待したいが…。好仕上がりのアーモンドアイ、当日のテンションが鍵も素質高いサートゥルナーリア、中山向きの機動力があるヴェロックスが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。