今週の丸山元気!

カセノウィナー このクラスでもやれる力はある

[ 2019年11月15日 19:47 ]

今週は土曜福島、日曜東京で、合わせて15鞍に騎乗します。

サイドストリート(土曜6R)は前走もいい内容でしたし、楽しみですね。斤量の差が最後に出ることがあるので、斤量の軽い馬、減量騎手の乗っている馬がどうかですけど、ここは決めたいと思っています。

カセノウィナー(土曜10R)は追い切りで乗りましたが、前回より良くなっていますよ。このクラスでもやれる力はありますし、楽しみにしています。

フランジヴェント(日曜1R)は調教で乗りましたが、いい馬ですよ。1400メートルに延びるのはプラスだと思いますし、ゲートが決まれば楽しみです。

コーラルプリンセス(日曜8R)の前走はゲートは悪かったですが、終いはいい脚を使ってくれましたからね。ダートは合っていますし、今回もゲート次第ですね。

今週も応援をよろしくお願いします。


◎山崎の見解
土曜日
3Rグッドマックス ☆☆
 近2走はモタれる面を見せ伸びを欠いたが、右回りならスムーズに走れるはず。調教の動きも良く変わる可能性も。久々も好仕上がりのピンシャン、器用さがあるスマートアペックス、先行力があるダウンタウンスピカが上位候補か。

4Rホウオウエミーズ ☆
 競馬センスの良さは見せたが、前走の伸びは一息。もう少し経験が必要な印象。渋太さがあるウインアステロイド、前走の末脚が良かったリスペクト、小回り向きの先行力があるダイナナフェアリーが上位候補か。

6Rサイドストリート ☆☆☆☆
 前走は2着惜敗も走破時計は上々。ダート短距離では安定した成績で、今回も上位争い可能。昇級後も大崩れがないワールドイズマイン、スタートが決まり前走好内容の2着だったグレースアンバー、福島は合うミヤラビランドが強敵か。

9Rウエスタンランポ ☆
 2走前に現級で8着。自己条件に変わるのは好材料だが、もう少しクラス慣れが必要か。前走は脚を余したリトミカメンテ、前走は不利があったタンタグローリア、減量騎手起用でもうひと押しを狙うエフティイーリスが上位候補か。

10Rカセノウィナー ☆☆☆☆
 未勝利勝ち時の時計や対戦比較から、1勝クラスでも通用する下地は十分。休み明けを2回使って走り頃の叩き3走目。一変しても不思議ではない。昇級初戦でいきなり2着とメドを立てたダノングリスター、叩いて動きが良くなったタマモサンシーロ、前走の末脚が目立っていたユノディエールが強敵か。

12Rニシノドレッシー ☆☆☆
 前走は距離が長く、2走前は直線で前が開かず不完全燃焼。3走前好メンバー相手に0.2秒差が示す通り、得意の1200メートルに戻りスムーズに運べれば上位食い込みがあっても。堅実なヴォイスオブジョイ、直線競馬が忙しかったノーブルワークス、大型馬で叩いて調教の動きが良くなったパーティナシティが強敵か。


日曜日
1Rフランジヴェント ☆☆☆☆
 ここまで3戦して2着2回。前走は出遅れて4着に敗れたが、それでも僅か0.1秒差。休み明けになるが動きは良く、発馬五分なら勝ち負け必至。前走の末脚が目立っていたタイキラッシュ、調教の動きがいいマヤチャン、休み明けも好仕上がりのネイジュが強敵か。

3Rチュウワジョーダン ☆☆☆
 初戦は他馬を気にする面を見せるも、直線で渋太い脚を使い4着。休み明けになるが小柄で仕上がりは早く、競馬慣れが見込める2戦目で上位食い込みがあっても。前走は一旦先頭に立ち惜しい競馬だったシングンバズーカ、使いつつ調教の動きが良くなっているダイワミラクル、前走距離延長で2着と変わり身を見せたナリノオルフェが強敵か。

4Rサンロックランド ☆
 前走は勝負所から追い通しで9着。馬体は悪くないが、もう少し経験が必要な印象。前走は一旦先頭に立ち見せ場十分だったシゲルタイタン、太目残りの前走でも2着と好走したアイアムイチリュウ、ダートは合うアベックフォルスが上位候補か。

5Rテルヌーラ ☆☆☆
 格上馬と併せ馬をするなど、質の高い調教をこなし仕上がりは良好。ディープインパクト産駒らしい素軽い動きを見せており、初戦から上位食い込み可能。最終追い切りで水準以上の動きを見せたミッキーパンチ、乗り込み十分のオプティマス、スピード感ある動きを見せているガロアクリークが強敵か。

6Rマクラーレンベール ☆
 美浦坂路で十分乗り込まれているが、まだ動き自体は平凡。使いつつ良くなってからか。乗り込み十分のロゼキルシュ、入念に乗り込まれ調教時計も上々のティートラップ、最終追い切りの動きが良かったスノートレインが上位候補か。

8Rコーラルプリンセス ☆☆☆
 前走はスタートが遅く後方からになったが、直線では見所のある末脚を使い3着とダート替りで一変。発馬五分なら更に上位も可能か。近走安定しているデピュティプライム、長期休養明けの前走でいきなり1勝クラスを勝ち上がったラーナアズーラ、前走の末脚が目立っていたペイシャネガノが強敵か。

9Rフィオリキアリ ☆☆☆
 スローペースでも折り合いが付き、好位からメンバー最速の上がりを使い前走新馬勝ち。競馬センスが良く、2戦目でテンションが上がっていなければ昇級でも上位争い可能。前走重賞でも好走したジェラペッシュ、前走は着差以上に余力があったシャインガーネット、前走は折り合いを欠いたスリリングドリームが強敵か。

10Rサマーサプライズ ☆
 前走の旧1000万勝ちの時計は悪くないが、今回は昇級初戦に加えて休み明け。どこまでやれるか力試しの一戦か。良馬場なら巻き返し可能のアドラメレク、堅実なフリーフリッカー、昇級初戦の前走でいきなり2着とメドを立てたアシャカトブが上位候補か。

11Rゴライアス ☆☆☆
 9戦中8回馬券圏内で、オープン昇級初戦の前走も④着と能力は高い。休み明けになるが乗り込み十分で太目感のない仕上がり。初めての1400メートルが鍵になるが、いつも通り前々で運べれば上位争い可能。好仕上がりで器用さもあるスマートダンディー、決め手上位のドリュウ、重賞挑戦の前走でも2着と好走したミッキーワイルドが強敵か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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