【宝塚記念1週前追い】クロノジェネシス パワフル末脚魅せた!ルメールと初コンタクト「瞬発力ある」

[ 2021年6月17日 05:30 ]

ルメールを背にCウッドをジェラルディーナ(左)と併せ馬で追い切るクロノジェネシス
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 宝塚記念連覇を狙うクロノジェネシス(牝5=斉藤崇)。1週前追い切りの手綱をルメールが取った。主戦の北村友が負傷で戦線離脱。No・1ジョッキーに声が掛かった。押しも押されもしない最強タッグ。ファーストコンタクトに熱視線が注がれた。

 前日の雨でかなり重く締まったCWコース。先行するジェラルディーナ(3歳1勝クラス)との併せ馬を予定していたが、結果的に単走に。これは馬の気持ちを優先した鞍上の判断。早々に相手をかわし、直線に向くと変わらないパワフルな末脚で魅了した。7Fから時計(96秒5)になる強い負荷。6F79秒8~1F12秒3の猛時計を軽く仕掛けただけではじき出した。

 ところが、ルメールの表情は意外にも険しい。2週前に手綱を取った福永の手放しの笑顔とは対照的。そう、彼なりのプレッシャーを感じているのは事実。

 「元気いっぱいだね。今朝は先生(斉藤崇師)の作戦じゃなかったけど、大事なのは冷静に走らせること。リラックスできたと思う。直線は無理せず伸びて、手応えは凄く良かったよ」

 昨年は宝塚記念、有馬記念の両グランプリを制した名牝。戦歴はすでにインプット済み。レースイメージを組み立て始めている。

 「今朝は折り合い、走り方、反応を観察したけど、乗りやすいし欠点がない。レースを見るとミドルポジションから、段々加速してくるイメージ。瞬発力があるし最後まで頑張るね」

 初めての海外遠征となった前走のドバイシーマクラシックでは世界の強豪相手に2着。敗戦を糧として、さらにスケールアップを感じさせる。ルメールは大役を任された責任とファン投票1位13万7448票の重みを感じている。

 「重要なのはコンディション。いいコンディションなら勝つことができる」とさらり言う。譲れない春のグランプリまであと1週間だ。

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