【京都大賞典】グローリーヴェイズ 惜別V!思い出の京都で“復活”直線突き抜けた

[ 2020年10月12日 05:30 ]

<京都大賞典>直線で抜け出し勝利するグローリーヴェイズ(左手前)(撮影・亀井 直樹)
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 改修工事のため来月から23年3月までの間、開催休止となる京都競馬場。幾多の歴史を見てきたスタンドとの別れを惜しむように、淀の伝統重賞タイトルを持つ2頭がワンツーを決めた。グローリーヴェイズが高らかに巻き返しを決めた。5番手の外でうまく流れに乗せ、直線は力強く突き抜けた。初コンビを組む川田は冷静に振り返る。

 「実績馬がこうやって復活できて何よりです。リズム良く、この馬らしい走りができるようにレースを組み立てました。直線でキセキが来ても、十分に手応えが残っていました」

 昨年は日経新春杯を勝ち、天皇賞・春ではフィエールマンと激闘を演じて2着。年末に香港ヴァーズを勝ち、順調にキャリアを積んでいった。ところが前走の宝塚記念は17着。尾関師が再起動の過程を振り返る。

 「宝塚記念が重い馬場で走ったし、反動もある中でよく立て直してくれました。上り調子だったし、体重も理想的。パンパンの良馬場より、日経新春杯と同じ馬場の雰囲気でやれたのも良かった。ジョッキーもうまく導いてくれました」

 メンバー唯一の58キロを背負って勝ち切った。「まだ100%じゃない」と言うだけに、今後が大いに楽しみ。土曜日からファンが競馬場に戻り、川田は改めて感謝の思いを口にした。

 「お客さんの姿を馬場の中から拝見して、目の前で重賞を勝つことができました。お客さんにとってもいい時間になってくれればと思います」

 グローリーヴェイズは関東馬ながら11走中、実に京都で7回走った。ここで大きくなった。思い出の場所で勝利を付けて、これからは別の舞台で羽ばたいていく。

 ◆グローリーヴェイズ 父ディープインパクト 母メジロツボネ(母の父スウェプトオーヴァーボード)15年3月2日生まれ 牡5歳 美浦・尾関厩舎所属 馬主・(有)シルクレーシング 生産者・北海道洞爺湖町のレイクヴィラファーム 戦績12戦5勝(うち海外1戦1勝)総獲得賞金4億1178万5200円(うち海外1億5996万7200円)。馬名の由来は栄光のつぼ。

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