菜七子　騎手人生初のバースデーV「思い切って乗ろうと決めていた」

＜新潟競馬9R　驀進特別＞レースを制したトーホウレジーナと騎乗した藤田菜七子（右）と管理する高橋亮師（左）
Photo By 代表撮影

　きょう8月9日が誕生日で23歳になった藤田菜七子が、新潟9R驀進特別を1番人気トーホウレジーナで勝利。相性のいい直線競馬で大外18番枠から鮮やかな逃げ切り、騎手人生初のバースデーVを決めた。

　菜七子が自身の誕生日にレースに騎乗するのは初めて。

　菜七子は「枠（大外18番枠）がよかったし思い切って乗ろうと決めていた。誕生日は特に意識していませんでしたが、人気も背負っていたのでホッとしました。今年はまだ特別レースを勝てていなかったのでそれもよかったと思う」と笑顔。高橋亮師は「誕生日だとは知らなかったけどいいプレゼントができてよかった。ジョッキーはうまく乗ってくれました」と喜んだ。

　1鞍目の7Rは3着に終わったが、1番人気に支持された2鞍目で、きっちり決めた。この後は最終12Rに騎乗予定。