【チャンピオンズC】クリソベリル 無敗王者へ点火!伸び伸び4F52秒4

[ 2019年11月28日 05:30 ]

<チャンピオンズC>坂路併せ馬で追い切るクリソベリル(左はブラックスピネル)
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 砂の桶狭間で若武者が天下統一だ。ダートG1「チャンピオンズC」の追い切りが27日、東西トレセンで行われた。栗東では5戦無敗の3歳馬クリソベリルが3週連続の併せ馬でいずれも先着。レース史上初の無敗戴冠へ万全の態勢を整えた。また、先週のジャパンCをスワーヴリチャードで制した英国の若き天才オイシン・マーフィー(24)はスポニチ賞ステイヤーズSでアルバート、チャンピオンズCではタイムフライヤーに騎乗。2週連続のタイトル制覇への意欲を語った。 チャンピオンズC

 重賞ウイナーとの追い比べで闘志に火がついた。クリソベリルは開門から10分後に生野助手を背に坂路へ。3週連続でブラックスピネル(6歳オープン)と併せ馬。一昨年の東京新聞杯勝ちがある僚馬に先々週は1馬身差、先週は首差先着している。この日もゴール前、グイッとひと伸びした。馬場が荒れだした時間帯で4F52秒4、ラスト12秒9でまとめて首差先着。動きをチェックした音無師は「楽に先着してほしかった」と辛口ながら「ブラックスピネルにはジョッキー(松若)が乗っていたから」と合格点を与える。

 放牧明けで2カ月ぶりのローテは予定通り。「10キロ以上プラス体重になるかな。でも時期的なものもあるからね。おなかは出ていないし、背が高くなって、つくべきところに筋肉がついている」。体重増は成長分。このひと追いで態勢は整った。

 同じく音無厩舎に在籍していた6歳上の全兄クリソライトに続き、夏のジャパンダートダービーで史上初の兄弟制覇を達成。昨秋の新馬から前走・日本テレビ盃まで5戦5勝とダート一本で無敗ロードを突っ走ってきた。デビュー2戦の阪神をステップに園田、大井、船橋と初コースをクリア。この5戦で2着に計26馬身もの差をつけてみせた。デビュー前から注目された逸材は経験を積みながらレースぶりが良化。音無師が続ける。

 「左回りを経験したくて今季は日本テレビ盃で始動。最近はスタートがいいし、自在に競馬ができている。クリソライトはもまれ弱かったけど、この馬はもまれ弱くない。展開とか枠順を考えると切りがない。能力は通用すると思う」

 目標はただ一つ。負け知らずの3歳チャンプが6連勝でダート界の頂点へ。古馬相手のG1獲りを期して師走の中京に打って出る。

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