【ジャパンC】あるぞ石橋ギャグニーの独り旅

[ 2019年11月21日 05:30 ]

ウッドチップコースで追い切るダイワキャグニー(撮影・郡司 修)
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 【G1ドキュメント・美浦=20日】競馬において「展開」は重要なファクターの一つ。レースの流れ次第で結果は大きく変わってくる。その展開を読む上でキーになるのは「どの馬が逃げるのか?」。ジャパンCにダイワキャグニーを送り出す菊沢師が発した「ジョッキーに“ハナへ行っていいよ”と言っておいた」という言葉に鳥谷越はピクッと反応した。

 指揮官から“逃げ宣言”が飛び出す直前に行われた最終追いはWコースで単走。コンビを組む予定だった内田の騎乗停止で急きょ手綱が回ってきた石橋が乗り、終始馬なりでスムーズな脚さばきを披露した。石橋は「前に乗せてもらった時(ダービー卿CT9着)に気を抜く感じがあったので、1頭でどういう感じになるかをチェック。何も気になることはなく状態はいい」と好感触を伝えた。

 全7勝を東京芝で挙げているコース巧者。今回はダービー(14着)以来となる芝2400メートルの距離が課題となるが、菊沢師は「ダービーは参考外。外枠でスローでまくられ、嫌気が差して競馬にならなかったから」と適性を不安視していない。むしろ「ハナに行けば息が入るし、この距離の方が自分のペースで行って早めに仕掛ける形をつくりやすい」とプラスに働くことを期待している。

 大一番の手綱を託された石橋も「ジャパンCですからね。もちろん、うれしいですよ。せっかく乗せてもらうので、いいところを見せたい」と気合十分。石橋と言えば14番人気のビートブラックで制した12年天皇賞・春など、大胆な先行策でアッと言わせてきた巧腕。人気馬がけん制し合う隙に、あれよあれよ…のシーンがあるかもしれない。

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