【京都新馬戦】フランツ差し切る ルメール「まだ子供だけど能力ある」

[ 2017年11月19日 13:00 ]

<京都5R新馬>C・ルメールを背に新馬戦を快勝するフランツ(手前)
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 19日の京都5R新馬戦(芝2000メートル)は、相場通りのディープ産駒対決。軍配はフランツ(牡=音無)に挙がった。ゲートが噛み合わず後方からの競馬になったが鞍上のルメールは慌てない。直線は先に先頭になったクリノアリエルを外から計ったように差し切った。

 「スタートはちょっとびっくりしたね。後ろからになったが、いい勉強になったと思う。リラックスして走れたしフットワークも瞬発力もいい。まだ子供だけど能力ある」と鞍上。音無師は「稽古が動いてなかったんで自信はなかったんだけど、ファンの方が良く知ってる。競馬向きだね」と満面の笑み。

 母ロベルタから祖母グレースアドマイヤにさかのぼる厩舎ゆかりの名血。伯父に皐月賞馬ヴィクトリー。今年青葉賞を快勝しダービーで1番人気を集めたアドミラブルはイトコ。次走は未定だがクラシックに向け、楽しみな好素材だ。

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2017年11月19日のニュース