【万哲の乱　特別編】１９日東京１１Ｒ　条件絶好のエイシンバランサー

　予報通りに雨が降った京都とは対照的。土曜の東京は降るには降ったが、お湿り程度。日曜は好天。ダートはごく標準の良馬場か。

　東京１１Ｒ・霜月Ｓは条件絶好の◎エイシンバランサーを全力買い。前走・室町Ｓ（６着＝不良）は水分たっぷりの差しにくい最悪の馬場。距離も１Ｆ不足していた中、最後は差して勝ち馬と０秒５差なら見せ場十分だろう。今回はベストの東京ダート１４００メートル。６月麦秋Ｓ（２着）でも好走したばかりだ。２走前の越後Ｓ（１着＝新潟ダート１２００メートル）は届かないような後方から一気差し。着実に強くなっている。先行型が少ない今回のメンバー構成なら、好位（３〜６番手あたり）に付けても競馬できる。地味な持ち時計「１分２３秒５」が示す通り、湿った高速戦だと厳しいが、北風予報の日曜はドンドン乾くのがうれしい。

　《もうひと押し》福島１１Ｒ・福島民友カップは◎ダノングッド。休養前の大沼Ｓ（２着）が今回と同じダート１７００メートルでしぶとい粘り。今までは１２００〜１４００メートルが主戦場だったが、距離ＯＫを証明した。動きやすい内寄り３番枠をゲットし、前で粘るのみ。