【マイルCS】ペルシアンナイトG1初制覇!M・デムーロは年間最多タイG1・6勝目

[ 2017年11月19日 15:46 ]

<マイルCS>エアスピネル(奥)をゴール前で鼻差かわしたペルシアンナイトが激戦を制した(右は3着・サングレーザー)
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 秋のマイル王を決める「第34回マイルCS」(G1、芝1600メートル)が19日、京都競馬場11Rで行われ、M・デムーロ騎手騎乗の4番人気ペルシアンナイト(牡3=池江厩舎、父ハービンジャー、母オリエントチャーム)が勝利した。

 後方からレースを進めたペルシアンナイト。直線では馬群の間をぬって突き抜けた。5分に渡る写真判定の結果、鼻差の2着には2番人気エアスピネル、さらに半馬身差の3着には7番人気サングレーザーが入った。勝ちタイムは1分33秒8(やや重)。

 勝ったペルシアンナイトは3度目の挑戦でG1初勝利。皐月賞では2着に入ったが、ダービーでは7着。休養を挟んで秋からはマイル路線に狙いを定め、3歳牡馬ラスト一冠の菊花賞の前日に行われた富士Sで復帰(5着)。見事にタイトルを手にした。通算戦績は9戦4勝。

 鞍上のM・デムーロは中央G1通算24勝目で歴代最多タイの年間6勝目。管理する池江師は松田博資さんに並ぶ歴代3位タイの中央G1通算19勝目で今年3勝目。

 これで国内の古馬混合の短距離G1全4戦が終了。春は高松宮記念でセイウンコウセイ、安田記念でサトノアラジンが優勝。秋はスプリンターズSをレッドファルクスが連覇、マイルCSをペルシアンナイトが勝利し4頭がタイトルを分け合った。

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