【ラジオNIKKEI賞】ツバサ菊へ羽ばたく ダービー見送り充電完了!

[ 2016年6月28日 05:30 ]

菊花賞を見据えダービー戦線を見送ったミライヘノツバサ

 さあ夏競馬本番。今週から舞台は替わり、福島、中京が開幕する。福島メインは3歳重賞「第65回ラジオNIKKEI賞」。注目は菊花賞参戦を見据えるミライヘノツバサだ。1冠目の前走・皐月賞(12着)は強敵にはね返されたが、潔くダービー戦線を見送って充電。みちのく福島で、秋への収穫をもくろむ。

 前半5F58秒4の未体験の乱ペースにはね返された1冠目の皐月賞。ミライヘノツバサの前に立ちはだかるG1の壁は厚かった。2走前の山吹賞(1着)で器用さや競っての根性を発揮できず、15番手から3頭を抜くだけの厳しい結末だった。それでも持ち時計を短縮し、1分59秒9と“2分の壁”は切った。伊藤大師は「それまで好位から競馬をしていたが、皐月賞は高速決着で結局何もできなかった。ただ競馬でなければ教えられないことはある。あれだけの強いメンバーと一緒に走った経験は、今後の財産になると思う」と前向きに振り返った。

 春の段階ではG1は厳しいと見るや、ダービー戦線は潔く見送り、放牧で充電を図った。狙いは菊花賞。約1カ月前に美浦帰厩後は順調に乗り込んだ。指揮官は「春の疲れもしっかり取れた。体の方も10キロ近くは増えて出せそう」と目を細めている。父ドリームジャーニーは3冠皆勤で菊花賞5着、古馬になって宝塚記念、有馬記念制覇と息長く活躍した。祖母タムロチェリーは01年阪神JF制覇と母系も底力はある。まだ伸びる可能性を秘めている。「皐月賞後は菊花賞に目標を切り替え、どのステップがいいかと考えてここへ。一瞬というより、長く脚を使う。福島1800メートルは合うと思う。中間もしっかり調教はやれている」と仕上げに不安はない。

 ラジオNIKKEI賞がハンデ戦に替わった06年以降、1番人気の優勝は昨年アンビシャスだけ。10~14年まで5年連続で賞金900万円の2勝馬&軽ハンデ馬がV。既に2勝、53キロのツバサも優勝資格は十分にある。「今回の内容次第ではセントライト記念か、北海道の長距離戦か。先につながる競馬ができれば」。ラスト1冠を見据え、指揮官は熱い期待で、みちのくに愛馬を送り込む。

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