【ヴィクトリアM】フーラブライド 1週前に猛時計“言うことなし”

[ 2014年5月15日 05:30 ]

6F81秒1をマークしたフーラブライド。初のG1レース挑戦へ視界良好だ

 フーラブライドはCWコースで単走馬なり。しっかり折り合い、直線は雄大なストライドで駆け抜けた。外ラチ沿いを流した程度だったが、時計は6F81秒1をマーク。

 木原師は「見た目以上に時計が出ていた。うまいこと首を使えていたし、いつも以上に動きはいいね」と驚きを隠せない。1週前にしっかり追って6F79秒8の猛時計を出し、直前は馬なり調整で仕上げた。「前走(中山牝馬S1着)は輸送して10キロ減。思った以上に体が減ったし考慮して調整。状態はいい」と出来に太鼓判を押した。

 昨年9月に芝転向後は5戦4勝。牝馬には一度も先着を許していない。指揮官は「スタートが良くなり自在性が出てきた。言うことないぐらい充実している」と目を細めた。勢いに乗ってG1初挑戦。「長くいい脚を使えるし広いコースは向いている。メンバーはそろったが本物であってほしい」と期待を寄せた。

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2014年5月15日のニュース