山崎育三郎「余裕ですよ」前日甲子園、国歌独唱→始球式で“早替え”できた理由　ツアーPR会見で裏話

全国30公演のコンサートツアーに意気込む山崎育三郎
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　ミュージカル俳優の山崎育三郎（38）が10日、大阪市内で来月18日に相模女子大グリーンホールからスタートさせるコンサートツアー「The Handsome」（8月11、12日＝大阪フェスティバルホールなど）の取材会を行った。

　前日の9日には甲子園球場で行われたプロ野球、阪神―広島戦前に国歌独唱＆始球式に登場したばかり。スーツで美声を聞かせ、わずか数分後にユニホーム姿でノーバウンド剛球を投げ込みスタンドを沸かせた。

　この早替え成功の裏には、3月末まで79回公演をこなしたミュージカル「トッツィー」での早替わりにあったという。「1公演で30回、1回20～30秒で衣装替えをしなきゃいけない。昨日の始球式は着替えに“山崎さん、5分しかありません！”って言われたけど、余裕ですよ。トッツィーで鍛え上げましたから」と笑わせた。

　小さいころから野球をやり、プロ野球の大ファン。「12球団で国歌独唱と始球式をしてユニホームを集めたい。最終的には大谷（翔平）選手のドジャースでもやってみたい」と目を輝かせた。

　コンサートは2部構成で1部は24日発売予定のニューアルバム「The　Handsome」でつづり、2部はミュージカルナンバーなどおなじみの楽曲を披露するという。「テレビ、映画、バラエティー、もちろんミュージカル。いろんな事でボクを好きになってくれたファンの方を1人も置いていかない“これぞ育三郎”みたいな客席参加型のステージにしたい」と意気込んだ。