堂本光一　今年限りで終幕の主演舞台が11日開幕　森光子さん「放浪記」超える単独主演記録更新へ

主演舞台「Endless　SHOCK」が11日に初日

熱演する堂本光一（左）と佐藤勝利（撮影・藤山　由理）
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　KinKi　Kidsの堂本光一（45）が9日、東京・帝国劇場で主演舞台「Endless　SHOCK」の通し稽古を公開した。あす11日に初日を迎える。

　2000年に初演され、現在では自身で作・構成・演出・主演を担当する代名詞的作品だが、今年限りでの終幕を発表。「いつも通り稽古をやって、小屋入りして、いつも通りやってきた。いつも通り幕が開くんじゃないかな」と「いつも通り」を強調した。

　ラストイヤーとなる今年は歴代最長の5カ月にわたり上演。来月31日まで帝劇で公演後、7月中旬～8月中旬に大阪、9月には福岡、11月に帝劇に戻る。「2000年に打ち上げ花火のように始まった。最後はまた打ち上げ花火のようにたくさんやらせていただける。とても不思議な感覚で、ラストイヤーという感じはしてない」。

　通し稽古では階段落ちやフライングなど同作恒例の見せ場を披露した。「景色や一つ一つのシーンをかみしめ、目に焼き付けたい。いつも通りSHOCKの世界で生きられることがうれしいし、大事にしたい」と、あくまでこれまで通り各公演に心血を注いでいく。

　今月22日に2000回を迎え、5月9日に故森光子さんが「放浪記」で樹立した2017回の単独主演記録を更新する。四半世紀にわたってファンを熱狂させてきた舞台は最後まで日本中の話題をさらっていきそうだ。　（糸賀　日向子）

《今後について「安心して応援していただける環境を」》
　○…SMILE―UP.（旧ジャニーズ事務所）のタレントの受け皿となるマネジメント会社「STARTO　ENTERTAINMENT」の初大型ライブイベントの東京ドーム公演が10日に行われ、同社は本格始動する。自身の今後について聞かれた光一は「話せることはまだない」と詳細は明かさなかったが「皆さんに安心して応援していただける環境を整えているところ。慎重に動いてますので、作品に集中しつつ並行してまとめていきたい」と話した。