「虎に翼」シソンヌじろう&長谷川 コンビで朝ドラ初出演「法廷コント?」弁護士役で対決 ネット爆笑

[ 2024年4月10日 08:15 ]

お笑いコンビ「シソンヌ」が連続テレビ小説「虎に翼」第8話にゲスト出演、原告側(妻側)の弁護士役に扮したじろう(左)と被告側(夫側)の弁護士役に扮した長谷川忍。コンビ2人揃っての朝ドラ出演は初
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 女優の伊藤沙莉(29)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は10日、第8話が放送され、お笑いコンビ「シソンヌ」のじろう(45)と長谷川忍(45)が弁護士役で冒頭からゲスト出演。法廷で原告側と被告側で対決し、法服姿も披露した。コンビ揃っての朝ドラ出演は今回が初。番組公式ガイドブックなどでシソンヌの出演・役柄は事前に告知されていたものの、インターネット上には驚きや爆笑の声などが続出。オンエア終了後(午前8時25分)には「シソンヌ」が「X(旧ツイッター)」の国内トレンド2位になるなど、初回(4月1日)のオリエンタルラジオ・藤森慎吾(41)に続く芸人の登場が話題を集めた。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第8話は、猪爪寅子(伊藤沙莉)は山田よね(土居志央梨)を尾行し、法廷で裁判を初傍聴。行われていたのは、離婚の決着がつかない夫婦の間で、せめて形見の着物を返してほしいと妻が夫を訴えたものだった。妻には所有権がないことを知って憤る寅子は、帰宅後に佐田優三(仲野太賀)を質問攻めに。どうして結婚した女の財産は夫の管理下に置かれるのか。寅子は女性が置かれる理不尽な立場を認識し、さらに「結婚」に懐疑的になる…という展開。

 じろうが演じたのは、妻・峰子(安川まり)側の弁護士。傍聴席の寅子とよねに「お嬢さん方なら、原告の無念さが分かりますよね」と熱く訴えた。長谷川が演じたのは、夫・東田甚太(遠藤雄弥)側の弁護士。峰子に「努力する方法はあったんじゃないですかね。あなたがもっと、居心地をよくするように尽くすとか」「結婚中、妻の財産を夫が管理するのは民法が定めた通りです」と、やや嫌みたらしくも冷静に説いた。

 14年に「第7回キングオブコント」で優勝したコント師による演技合戦。火花を散らした2人に、SNS上には「シソンヌ、まさかのコンビで登場」「まさかのシソンヌ対決!」「シソンヌの法廷コントが始まったかと思った(笑)」「あれ?(コント番組)『LIFE!』じゃないよね?w」「深刻な裁判内容なのに、笑ってはいけない裁判みたいに」「傍聴席に助け舟。やっぱりコント?(苦笑)」「長谷川、ぶっ飛ばしたいくらい嫌な奴ー!」「シソンヌ、素晴らしい。コントで培われた表現力」などの声が相次ぎ、反響を呼んだ。

 同局「あさイチ」(月~金曜前8・15)の“朝ドラ受け”。博多大吉は「朝のトレンドは、シソンヌ一色でしょうね」「後ろから(『LIFE!』の)内村(光良)さんが出てくるんじゃないかって」、鈴木奈穂子アナウンサーは「法服姿がかわいくて」と笑いを誘った。

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