小泉孝太郎「人生の理不尽って最初に父親で知る」と明かす　石原良純「同時にやっぱりファンじゃない？」

俳優の小泉孝太郎
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　俳優の小泉孝太郎（45）が26日放送の日本テレビ系「人生が変わる1分間の深イイ話」（後9・00）の「復活SP第3弾有名人の家族は本当に幸せなのか？SP」に出演。父・小泉純一郎元首相（82）の「理不尽と思った行動」について語った。

　番組では作家、一昨年に死去した政治家の石原慎太郎氏（享年89）の息子たち、長男で元衆院議員で2010～12年に自民党幹事長を務めた石原伸晃氏、タレントで気象予報士の石原良純、三男で衆院議員の石原宏高氏、四男で画家の石原延啓氏が出演。

　神奈川県逗子市にあったかつての自宅が15部屋もあり、引っ越してきたきっかけを「前の家が切り通しの崖の下で日当たりが悪くてね、お前たち（息子4人）が風邪ばっかり引いてたんだよ。かわいそうだなって思って。もうちょっと日なたのところに行こうと思って散歩していたら、たまたまこの土地が空いていたのが見つかったので、即断して決めちゃった」と話していたにもかかわらず、「みんな個室になるのかなと思ったら」（伸晃氏）6畳一間に息子4人が暮らすことになったとし「子どものこと忘れていたって」と明かした。また、広大な庭も「親父昼に起きるんですよ。だから昼まで庭に出られない」（良純）ということがあったと話した。

　それを聞いた小泉は「絶対的な存在の人が家にいると、絶対に逆らえないですし、人生の理不尽って最初に父親で知るんです。クラスでケンカするとかって、そんなの簡単なことで、大した悩みでもないんです。自分が家を出るまでは、この人には逆らえないなっていうのは絶対あったと思います」と語った。

　良純はそれを聞き「反発できないなと思っているのと同時に、やっぱりファンじゃない？僕もうちの親父のファンだったし、孝太郎くんもファンだと思う」と言うと、小泉は「はい」と笑顔を見せた。

　また、MCの今田耕司から「覚えている理不尽とかあったりするんですか？」と聞かれると「家があるだけで幸せなんだって人なので、『きょう、この魚かあ』と言った時点で、全部お盆、お膳ごと（持って行かれる）。食べなくていいって」と語った。