THE RAMPAGE武知海青 「最高だ~!」プロレスデビュー 海青コールに背中押され、大技連発

[ 2024年2月26日 05:30 ]

<DDTプロレスリング「THE RAMPAGE」の武知海青プロレスデビュー>プロレスデビューした「THE RAMPAGE」の武知海青(左) (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 男性16人組「THE RAMPAGE」の武知海青(26)が25日、プロレスデビューした。東京・後楽園ホールで開かれたDDTプロレスリングの試合に出場。大技を繰り出すなど会場を沸かせ、見事に勝利。「プロレス最高だ~!」と雄叫びを上げた。

 海青コールが響く中、武知は銀色を基調としたド派手なガウンで登場した。出番はメインイベントの6人タッグマッチ。上野勇希、勝俣瞬馬と組み、遠藤哲哉、岡谷英樹、正田壮史組と戦った。

 最大の見せ場は13分過ぎだった。コーナートップに立つと、意を決してフライング。遠藤に飛びついて頭部を自身の両太腿で挟んだまま回転し、マットに頭部を叩きつけるフランケンシュタイナーを見舞った。練習でもやっていない大技で「道場では天井の高さが足りなくてできなかった。跳んでいる時が気持ちよかった」。さらにダイビングボディーアタックも浴びせ、会場は大盛り上がりだった。

 ほかにも高い打点のドロップキックで沸かせた。水平チョップやエルボーを立て続けに食らう時間帯もあり「顔はやめて~」とファンの悲鳴が響いたが、果敢にぶつかり合った。最後は上野が岡谷をムーンサルトプレスで倒して3カウント。デビュー戦を勝利で飾り、3人で右のコブシを突き上げた。

 グループ随一の肉体派。参戦のきっかけは2022年に出演したABEMAのドラマ「覆面D」でプロレスラーを演じたこと。DDTの関係者が肉体とセンスを見込みオファーをかけ、この日まで練習を積んできた。

 「皆さんのパワーが僕のパワーになった。まだまだ出せてない技がたくさんある。また挑戦できる機会があったら」と再びマットに立つことを熱望。関係者も「本人は継続してやりたいと望んでいる」と語る。打撃を受けた胸部は真っ赤に染まったが、本人は「全然痛みはない」とケロリ。「楽しかった。またプロレスをやりたい思いが強くなった。一人でも一歩踏み出す勇気を感じてもらえたら」と充実の表情だった。


 ≪プロレス参戦の芸能人≫
 ▽インリン 元インリン・オブ・ジョイトイ。04年12月に後楽園ホールでデビュー。08年5月に行われた引退試合で曙に“激似”のボノちゃんと対戦

 ▽和泉元彌 05年11月にデビュー。得意技は「空中元彌チョップ」

 ▽レイザーラモンHG 05年11月にデビューし、インリンらと対戦。天龍源一郎らとも戦った

 ▽泰葉 08年12月にデビュー。勝利し、号泣

 ▽赤井沙希 赤井英和の娘でタレント。13年8月にデビュー。昨年11月に引退

 ▽LiLiCo 15年8月にアジャ・コングらと対戦しデビュー。22年3月20日に引退試合を行い、夫で元「純烈」の小田井涼平とタッグ

 ▽安田大サーカス・クロちゃん 21年8月に大仁田厚と電流爆破デスマッチ

 ▽フワちゃん 22年10月デビュー。2戦2敗

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年2月26日のニュース