がんと8年闘病中の小倉智昭氏 休養中「副作用が激しく…死にかけた」 “三途の川”で見えたもの

[ 2024年2月26日 13:43 ]

小倉智昭氏
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 昨年、腎盂(じんう)がんと診断され、左の腎臓の全摘手術を受けたキャスターの小倉智昭氏(76)が26日、フジテレビ「ノンストップ!」(月~金曜前9・50)にVTR出演。8年闘病する中での胸の内を語った。

 この日番組にタレントのハリー杉山と対談する形でVTR出演した小倉氏。「最近人に出会うのは病院の待合室くらいなんだよ」とほほ笑みながら登場した。

 小倉氏は2016年に膀胱(ぼうこう)がんを公表し、18年に膀胱を全摘。21年には肺転移が見つかり仕事を控えて休養することに。

 この時の闘病生活について小倉氏は「副作用が激しくなっちゃって、それで三途の川を見た。だから死にかけた」と告白。そこで「(亡くなった父が)“もうそろそろいくか?”って言うから“俺は行かない”って言って。一緒に行ってたら今ここにいなかったかも分からない」と語った。

 また当時目覚めたときのことを小倉氏は「覚えている」といい「実際に臨死体験っていうものなのかなと思った」と振り返った。

 生と死の境目から帰還し、仕事に復帰した小倉氏。しかしこの日から1年後の昨年、腎盂(じんう)がんと診断され、左の腎臓の全摘手術を受けた。今月末から周辺に広がったがんの本格的な治療に入るという。

 今後について「また副作用大変かもわからないけど…」と話しつつ、「色々最後に試練は来てますよ。大丈夫でしょ。どういう大丈夫かわかんないけど」とがんと闘いながらも前を向いていくことを力強く語っていた。

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