小倉智昭氏「膀胱がんは致死率が高いと知って…」 闘病生活での“原動力”語る

[ 2024年2月26日 14:39 ]

小倉智昭氏
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 昨年、腎盂(じんう)がんと診断され、左の腎臓の全摘手術を受けたキャスターの小倉智昭氏(76)が26日、フジテレビ「ノンストップ!」(月~金曜前9・50)にVTR出演。がんと闘う中での“原動力”を語った。

 この日番組にタレントのハリー杉山と対談する形でVTR出演した小倉氏。ハリーが「何回もがんを乗り越えるとんでもない生命力はどこからきてるのかたくさんの方が聞きたいと思うんです」と質問。

 これに小倉氏は「生きなきゃっていう気持ちは人より強いかも分からない。子供の時から人に負けたくないんだよね。自分のために何かをするっていうんじゃなくて、そいつに勝ちたいからそれをやるっていう性格なんだと思う」とがんと闘う原動力の裏には持ち前の負けん気の強さが絡んでいることを明かした。

 また「人間はがんに負けてるっていう感じがする。どっかで勝ってかなきゃだめだと思う」と強い意志で語る。

 「60歳過ぎると膀胱(ぼうこう)がんの確立が高くなって膀胱がんは致死率が高いっていうのを知って。そういうことも知るとそれを伝えなきゃいけないし、代用膀胱作ったりとかそういうのみんな話したがらないから、どうせだったら話した方が少し役に立つのかなって…」と自身ががんについて事細かに発信していくことこそが“人間が勝つ”ための第一歩だと話した。

 さらに「奥さんと一緒に船に乗って日本を1周しようとかって夢見てる人いっぱいいるだろう?なるべく若いうちにやっておいた方がいいよ。年を取るとできなくなることがいっぱいある」と明るく伝えていた。

 小倉氏は2016年に膀胱(ぼうこう)がんを公表し、18年に膀胱を全摘。21年には肺転移が見つかっていた。昨年、腎盂(じんう)がんと診断され、左の腎臓の全摘手術を受けた。今後は、がんと闘う免疫の力を取り戻す抗がん剤「キイトルーダ」を投与する。肺がん治療の際に使い、画像検査で肺の影がほとんど消えるなど、劇的な効果があったことから再投与を決めた。

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