立川志らく 車いす芸人・ホーキング青山さんを追悼 身体障がいのジョーク振り返る「粋なもんだと喜んだ」

[ 2024年2月18日 16:33 ]

立川志らく
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 落語家の立川志らく(60)が18日、自身のX(旧ツイッター)を更新。昨年12月12日に都内の病院で死去した身体障がい者で、お笑いタレントのホーキング青山(ほーきんぐ・あおやま、本名青山世多加=あおやま・せだか)さんを追悼した。

 志らくは「ホーキング青山さんが亡くなった。彼が芸人になる前、よく私と談春の落語会に来てくれていた。我々は青山くんと呼んでいた」と回想。

 「ある時チケットが売り切れていて『なんとか入れませんか』という彼に『立ち見席ならあります』と答えたスタッフ。怒るかと思いきや『立ち見は無理だよ。椅子持参していいですか』と笑いながら答えたホーキング。やがてプロになりホーキング青山となり、そのネーミングに『粋なもんだ』と喜んだ談春と私。そして談志にも、可愛がられた」と振り返った。

 また「ある時、談志が彼に酒を大量に飲ませた。『おい、泥酔状態でそこの交番に行ってくだをまけ!その時、お巡りが「大丈夫ですか、家まで送りますよと言ったらそのお巡りはにせものだ。おい!障害者だからといって甘えるな!と叱ってくれたらそのお巡りは本物だ』と談志は言った。すると青山『酒飲んで車椅子を運転すると飲酒運転で捕まりますから』と豪快に笑っていた」と、青山さんのチャーミングな人柄を伝え、「嗚呼、残念だ。さよなら青山くん!」と悼んだ。

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